僕の部屋がダンジョンの休憩所になってしまった件 1巻 扉を開けたらダンジョン

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『WEBコミックガンマ』連載、「僕の部屋がダンジョンの休憩所になってしまった件」の1巻です。
同名のラノベのコミカライズ。あのー、もう一人のヒロインである女魔法使いのディートが出てこないんですけど? いや、1話のトビラ絵には登場してるのですが、ひょっとしてweb小説版と単行本とで出る時期が違うのですか? 同じだとしたら この1巻はヒロインをリアだけにすることで集中力を高めたんでしょうな。そして2巻からディートも出すやり方でしょうね。たぶん。

大学を中退した鈴木トオルはバイト暮らしの日々。家賃の安い物件を探していたら、2LDKで月3万という超格安物件を勧められる。ひょっとして事故物件? と訊くもそうでないとのことから契約したのが全ての始まりでした。
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荷物を運び終えて夕食を買いに行こうと玄関を出たら、石張りの真っ暗闇。どう見てもそこはダンジョンなのです! これが超格安物件の種明かし。死者が出たわけでなく、玄関が異世界のダンジョンと繋がっているから安かったわけですね。
ちょ、待てよ。このまま出られなかったらオレ 餓死しちゃうよ!? と思ったら、窓の外は普通の風景。どうやら玄関を内側から開ければダンジョンなだけで、出るときだけ窓を使えば普通の日常を送れるのです。

これにトオルは喜んだ。窓から出る不便はあるものの、日常とは違う冒険に満ちた生活を扉一つで出来てしまうからだ。これぞ男のロマン! と、探索に必要なものを買い込んでいざ、ダンジョン探検!
そこで見つけたのが倒れていた女騎士・アリア(通称 リア)です。どうやらゴブリンの放ったマヒ毒にやられたらしい。
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介抱しようとするも、トオルのことをゴブリンと勘違いしてるようで「犯さないで 殺さないで」と必死のお願いを繰り返します。相当怖かったようで混乱してるのですね。よく見れば恐怖によるものか、マヒによる筋肉の弛緩か、お漏らしも してしまってます。気を失ったのを幸いとして、おんぶして自宅に連れ戻るのでした。

戻ってから改めて自己紹介。ダンジョンの深奥にこのような住まいを持ってるなんて、ひょっとして貴方様は隠遁した大賢者様? と リアは勘違いしてるようだ。これを都合よく、我こそ大賢者だと自分を誇張。更に名前もソレっぽくトオルではなく「トール」として説明する。それからは嘘に嘘を重ねる都合よい説明を繰り返すわけで、現実離れした現状を誤魔化すためとはいえ いいかげんにしろと思ったよ。

それはそうと まだマヒ毒が残っていたため、お漏らししていたことにようやく気が付いて今さらながら謝罪のリア。お風呂に連れて行くわけですが、蛇口をひねればお湯が出る魔法?に驚くのも無理ないね。
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そこでトラブル発生。間違えて水を出してしまいリサは大騒ぎ。トールが元に戻したところでリアに抱きつかれるラッキースケベ発動。ダンジョンで恐怖を味わった後で、見たことのない環境での不思議な出来事に怖くなったんでしょうね。しばらく抱きつかれたまま落ち着くのを待つトールでした。むしろこういう待ち方なら大歓迎でしょう!

こうしてしばらくトールの家に居つくことになったリア。トールも少しずつダンジョン探検をして不思議な現象を確認していきます。
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先ずダンジョンの中で念じればステータスが見えるようになる! これはテレビゲームで育った世代ならば嬉しい機能だよね。食べ物にてコーラは解毒作用があり、ポテトチップスは俊敏性が上がるなど、パラメーターと密接な関係があることも確認。ゲームでは鍛えたところで何をどれだけやったらわからないところがあるけれど、ここではサラダを食べれば魔力が確実に上がるとかがわかってるので食べ甲斐があるというものです。

このようにダンジョン生活をエンジョイしていくトール。終盤ではレベルアップするためスライムを育成しようとし、それがレアな白いスライムだったことが思わぬ事態を招くことに…
お手軽なダンジョン生活を楽しめるなら自分もやってみたいと思ったり!
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コメント
この記事へのコメント
宇宙探検は男の子のロマン
「ドラえもん のび太の宇宙開拓史」

のび太の部屋の畳をひっくり返すと、そこは遙か彼方のコーヤコーヤ星の宇宙船の中でした。
2017/11/12(日) 15:49 | URL | 名無し #-[ 編集]
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