
『ヤングガンガン』連載、「超人高校生たちは異世界でも余裕で生き抜くようです!」の4巻です。
高校生にして総理大臣の司、高校生にしてドクターX 大門未知子よりも優れた医者である桂音など、7人の超人高校生たちが異世界で活躍する物語。既刊のレビューは下記を参考ください。
超人高校生たちは異世界でも余裕で生き抜くようです! 1巻
超人高校生たちは異世界でも余裕で生き抜くようです! 2巻 文明を壊す戦いへ
超人高校生たちは異世界でも余裕で生き抜くようです! 3巻 宗教で人心掌握?
圧政を敷く帝国に反旗をひるがえした司たちの居るフィンドルフ領。この地を統括するギュスターヴは春を待って討伐に来るだろうと司は予想していたが、ギュスターヴは思っていたより短絡的で無計画なヤツでした。数年に一度しか使えない戦略魔法「ラージュソレイユ」を感情に任せるまま発射。数万の兵士とセットにしての討伐が最も効果的だというのに、戦略魔法だけを先行して射ってしまうとは愚かなヤツめ。
とはいえ伊達に"戦略"する魔法ではありません。迎撃に失敗して街に火の手が上がってしまいました。しかも炎はギュスターヴとリンクしており、焼けた人間が歩くことで延焼範囲を拡げさせることから、このままでは街全てが焼き尽くされてしまいます。
止める手段は突き刺さった槍を破壊のみ。そこで高校生にして世界一の剣豪である葵が立ち上がる!

なんとミサイルと並走して、迎撃されるのを防ぎながら手動で槍のところまで誘導することをやってのけます。葵は剣の腕前だけでなく、並外れた体力も持っていたのですね。もっともだからこそ一流の剣士なんでしょうけど。
これによりラージュソレイユの脅威を打破できました。でも人間同士の戦いはこれから。戦略魔法を失ったギュスターヴは直ちに大軍を向かわせるに決まってる。でもブリザードが吹き荒れる山脈を越えてまでの進軍は、自殺行為そのものだ。そこをこちらの新装備で迎え撃ってやろうというわけ。

夜間、ただでさえ暗いのに雪が降って視界は最悪。その中において次々と撃ち抜かれる兵士たち。それはこの世界にあるハズのない暗視スコープのおかげでした。それに銃もこの世界ではあり得ない能力(ライフリングにより弾丸が遠くまで飛ぶ)を秘めているから、こっちは「撃てば当たる」状態。もうやりたい放題ですな。

更にギュスターヴ本人にも刺客が訪れた。前から反乱の機会を伺っていたレジスタンスの「碧の団」が遂に蜂起。ジャンヌとシノブがギュスターヴを討たんと刃を向ける…
まぁ結果は書くまでもないでしょう。こうして当面の脅威は無くなった──と思いたいけれど、ギュスターヴの最期があっけなさすぎる。何かあるに違いないと不安を残すことになりました。

超人高校生たちは異世界でも余裕で生き抜くようです!(4) (ヤングガンガンコミックス)
超人高校生たちは異世界でも余裕で生き抜くようです! 4巻 (デジタル版ヤングガンガンコミックス) Kindle版
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記事の更新も突然止まっていますが、ひょっとして何かあったんですか?名無し風都探偵 106話 友よ、君はなぜ悪魔に魂を売ったのか!?107話はまだ出さないのですか?名無し風都探偵 106話 友よ、君はなぜ悪魔に魂を売ったのか!?名前的に裏風都ではなく、財団Xにより改造された仮面ライダーだと思う。名無し風都探偵 106話 友よ、君はなぜ悪魔に魂を売ったのか!?これで隼人がドーパントならなんか普通過ぎる展開じゃない?名無し「とある科学の超電磁砲」 美琴と潔斎さんとの馴れ初めが語られる支倉派はどうもこういう小細工が好きになれんな名無し風都探偵 104話 迷路棟の呪いと言われるヘルスタイン博士の謎死神博士に似ているヘルスタイン博士。
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