駆除人 1巻 異世界で害虫駆除するナオキ。すり寄る女性も多くて裏山

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『月刊コンプエース』連載、「駆除人」の1巻です。
同名のラノベのコミカライズ。例によって異世界転生ものです。
清掃員 兼 害虫害獣駆除業者だったナオキは事故により死亡。予想を裏切らず異世界に転生した道を歩みます。といってもチート能力は授かっておらず、生きていくにはお金が必要。ってことでこの世界に来ても駆除業者を続けることに。魔法のある異世界なら害虫や害獣はすぐに片付きそうだけれど「灯台下暗し」と言いますか、そのような身近な生き物には冒険者は見向きもしません。だってゴブリンとか倒した方が金になるので仕事を請けない、よってナオキのような人物が必要ってわけだ。
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これらは作品内でナオキが駆除した生物。右はマスマスカルというほぼネズミ同然の魔獣。左は大型犬ほどもある巨大バチのベスパホネット。ナオキは元の世界の知識から動物の生態をこの世界の人以上に知っているので、それを駆使して対処。
ネズミには殺鼠薬が有効だろうと作って置いてみたら見事にハマり、大量に駆除できました。また巨大バチはオトリのエサで引き寄せて眠らせ、その隙に体に爆発する魔法陣を書いて放ちます。そして巣に戻ったところで大爆発という派手な手法を取りました。
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そんな手際の良さにかえって迷惑してるのが依頼した役所の方。駆除してくれるのは有難いけれど、その数の多さに予定以上の報奨を出さねばならないと困っているらしい。更に殺鼠薬で死んだ大量のネズミ(マスマスカル)を森に投げ捨てたところ、これを食べた他の魔獣が二次被害的に死亡。結果、ナオキは知らないうちにレベルが急上昇して、そこいらの冒険者よりもレベルが遥かに高くなってしまったとさ。巻末辺りでは遥か昔に魔王を倒した勇者のレベルよりも高くなってます。いやはやそれならゴブリンとか楽に倒せちゃうよ!?
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で、意外だったのがこういうシーンがそれなりあるんですね。これは巨大バチを駆除する際に奴隷だったセーラを偶然にも発見・保護。そのお礼として夜伽をしようという場面です。あ、行為はしてないので念のため。
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またこれは巻末近くでの出来事。冒険者レベルを上げる際の試験にて この女性・アイルと手合わせ。難なく撃破し昇格したのですが、その鮮やかな一撃に心を奪われてしまった様子。それでも手を出さないナオキは甲斐性がないというか、「据え膳食わぬは男の恥」ってやつだ。女性が意を決して差し出してるのだから、ここは有難く頂戴すべきだろうよ。嫌なら俺がもらうから!
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