
『コミッククリア』連載、「魔法戦士リウイ」の3巻です。
真夏でありながら雪が降る異常気象。バナール導師の気象を司る魔法装置が暴走したことによるものだ。リウイたちはこれを止めるべく向かっているわけですが、まだ冒険者になって間もないだけに不慣れなことが多すぎる。よってジーニやミレルに怒鳴られっぱなしな状態なんです。
冒頭は狂える精霊との戦い。リウイは剣で立ち向かうがカスリもしない。そりゃそうだろう、精霊にダメージを与えられるのは銀の武器か魔力を帯びた武器じゃないと通じないのだから。ならば剣に魔力を帯びさせるのが普通。誰だってそうするでしょう。でもリウイはとんでもないことを始めたのでジーニたちは驚くよ、そりゃ!

自分の拳に魔力を帯びさせて殴りかかる!
リーチの長さから考えれば普通に剣にすればいいものを、拳を武器にするとは常識外れも甚だしい。ジーニは呆れて「ロマールの闘技場に行けば拳闘士で食っていける」とボヤきます。この後、ジーニに こっぴどく叱られたのは言うまでもありません。
でもそんなことなど大して気にしないのがリウイという生き方。ようやく導師の塔に辿り着き 踏み込むわけですが、門番に"肉の魔法像(ゴーレム)"が立ってます。定石なら合言葉を言えば通してくれるのでバトルにはなりません。でもリウイはお約束のようにやっちゃうんだよねー。

「なんだって!?」と声を上げたためにバトルスタート! いやもうワザとやってるとしか思えないトラブルメーカーぶり。足手まといも はなはだしすぎますよ。そんなゴーレムも二人がかりでようやく倒し、いざ魔法装置の部屋へ。
と言っても中は狂える氷の精霊ばかりの極寒状態。ほどなく氷漬けになるのが関の山だ。引き返す意見もある中、リウイだけは突入するつもりらしい。この魔法装置を作ったのは魔術師であり人間。その後始末をつけるとして。そしてメリッサやアイリに耐寒・抵抗の護りの魔法をかけてもらってから いざ中へ!

制御盤に辿り着いたはいいものの、水晶をどう動かせばいいのかわかりません。こうしてる間にも体力を奪われて一刻の猶予もない。そこで「無駄に死ぬぐらいなら間違えて死んでやろう。その方がオレらしい」として水晶の位置を変えて倒れるリウイ…
目を開けたらそこは天国──ではなくアイラたちの顔。リウイは賭けに勝ったのです。天気は正常となり、高騰している野菜もこの分なら近いうちに適正価格となることだろう。メリッサは今回のリウイの活躍を報告すれば評判が上がるとして喜ぶも、異常気象が魔術のせいだと知られたらマズイことになるのでご内密にと諭され、例によって「不本意ですー」と叫ぶのでありました。
魔法戦士リウイ 1巻 漫画家を変えて リウイの冒険が再び始まる
魔法戦士リウイ 2巻 曲がりなりにもリウイはメリッサに認められる存在に

魔法戦士リウイ 3 (ファミ通クリアコミックス)
魔法戦士リウイ(3) (ファミ通クリアコミックス) Kindle版
この記事にトラックバックする(FC2ブログユーザー)
記事の更新も突然止まっていますが、ひょっとして何かあったんですか?名無し風都探偵 106話 友よ、君はなぜ悪魔に魂を売ったのか!?107話はまだ出さないのですか?名無し風都探偵 106話 友よ、君はなぜ悪魔に魂を売ったのか!?名前的に裏風都ではなく、財団Xにより改造された仮面ライダーだと思う。名無し風都探偵 106話 友よ、君はなぜ悪魔に魂を売ったのか!?これで隼人がドーパントならなんか普通過ぎる展開じゃない?名無し「とある科学の超電磁砲」 美琴と潔斎さんとの馴れ初めが語られる支倉派はどうもこういう小細工が好きになれんな名無し風都探偵 104話 迷路棟の呪いと言われるヘルスタイン博士の謎死神博士に似ているヘルスタイン博士。
それを踏まえると、本条隼人の正体は財団Xに改造された初代仮面ライダー!?N