激マン! Z & グレート編 ボスボロットはアニメ用に作ったのを漫画に逆輸入

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『漫画ゴラク』連載、「激マン! Z & グレート編」 の4話
2月2日、飛鳥五郎という男を殺したのは貴様か!?(この日のお約束)
2月3・4日などにて全国の各地の劇場で「劇場版 マジンガーZ / INFINITY」の大“Z”叫応援上映会が開催されます。
興奮再び!今度は4Dも!大”Z”叫応援上映会開催決定!
私も行こうと思ってるけど、都会と違うので人が来るのか心配だよ。

前回、石川賢は『少年サンデー』に連載するゲッターロボの漫画を描くのを承諾してくれました。ところが急転直下、描けないと泣きついて激も大弱り。アニメの設定では主人公の竜馬はマジメな熱血青年で、こういうさわやかな人物は自分には書けないとのこと。そこでアドバイスしたのが上の画像。ロボットさえ一緒なら、キャラ設定は描きやすいように変えていいと許可が出ました。それなら描けるかも、ワイルドな奴にしたいと石川。
なるほどねー。だから竜馬は空手大会に乱入するスゴ腕の空手家で、隼人に至っては大臣暗殺を目論む過激な学生運動家になったわけね。

その一方、激自身もマジンガーで苦しんでました。
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『少年ジャンプ』から『テレビマガジン』に移籍して事情が変わった。1回20P足らずの読み切り方式。しかも読者は小学生低学年。今までのストーリー形式が使えなくなったのだ。更に東映動画(現 東映アニメーション)からはアニメにも使えるアイデアやストーリーが生まれるかもしれないと、アニメ用にデザインした機械獣ではない新しい機械獣で描いてくれとの要望。
いったいどうしたらいいものかと悩んだ結果、小さな子にもウケるキャラを使おうとなりました。
そう、ボスボロットの登場です!
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ボスボロットはそもそもアニメからの頼みで作ったもの。ギャグキャラで弱くていい、笑えるキャラであればとの意見から生まれたものだったのです。確かに子供にはウけ、グレートマジンガー時代には『テレビマガジン』に「ジャンジャジャ〜ン ボスボロットだい」という主演漫画まで作られました。
そのアニメ用に作ったボスボロットを、今度は漫画に逆輸入させて進行をスムーズにさせようというわけですね。

マジンガーの描き直しは、身体中に人質を取ったグロゴスG5に光子力ビームを発射。やったか!? いや、カプセルが二つ爆発して二人が無残にも死んでしまいました。
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グロゴスを完全に止めるには最低10ヵ所を攻撃しなければならない。ほとんどの人質が死ぬことになるがやってみるか? と聞かされては沈黙するしかない甲児です。以後、マジンガーは一方的に攻撃されっぱなし。反撃すれば人質が殺されるので手が出せません。甲児はたまりかねてギブアップ。マジンガーを引き渡すとブロッケンに告げます。
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これに反対する さやか。敵に渡ったら大変なことになる、渡さないでと訴えるのですが…一体どうなるんでしょう? タイミング的にここで登場するんじゃないの、ボス!?
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コメント
この記事へのコメント
なるほど
制作裏話とリメイクの両方でボロット登場を合わせてきたか
昔の漫画版だとボロット抜きで何とかしちゃったからな
2018/02/03(土) 17:42 | URL | 名無し #-[ 編集]
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