
『ビッグコミックスピリッツ』連載、「風都探偵」の18話
カラカル・ドーパントを倒して猫たちは元通りの生活に。依頼されていたチャオも見つかったことから一件落着…とはいきません。父の思い出だから探してほしいとのことだったけれど、実際には違っていたようです。
チャオが見つかったと依頼者の中条朱美に引き渡すも、何か様子が変だ。その様子を見て説明するのはフィリップ。探していたのは猫じゃなく、猫のしていた首輪だろうと! 話しはこうだ。フィリップはチャオの首輪の飾りを見て高級な宝石だと推測。それは以前、ジュエル・ドーパントと戦った際に(Wの41・42話に登場)宝石を調べていてわかったのだけれど、幻のエメラルドであるマリーナ・エメラルドに違いない。

今度は翔太郎が説明に参加。父親のことを思っていたように見せていたけれど、実際には仲がいいとは言えない関係だった。父親が生きているうちから遺産の分配について言い争いをしており、父はさぞ苦々しかっただろう。
父親の死後になってチャオの首輪にマリーナ・エメラルドが付けられていたことが判明するも、元々 猫には興味が無かったので姿を消したことに気が付かなかった。そこで鳴海探偵事務所を訪れて「父親の思い出であるチャオを探して欲しい」と うそぶいてたというわけだ。
全て知られたとあって朱美は本音をさらけ出す。あの宝石は18億もする! 他のどんな遺品にも及ばない金額なので手段を択ばないのは当然だ。だいたい猫に18億もする宝石を付けるなんて正気じゃない・バカげてると言い出したら…

亜樹子のスリッパが頭にヒットーーッ!
父親を亡くした共通点があるから亜樹子は今回の依頼に乗り気だったけれど、実際には財産目当てだった。更に父親をバカにする発言まで飛び出したことに怒りが炸裂したんだろうね。探偵料はいらない。依頼自体 無かったことにする。その代わりチャオは渡さないと言い始めます。これ以上 人間の醜悪さを見せるわけには行かないという決意なんですね。
そんなタイミングで中条家の親族が集結。やはり財産について話し始めたことから亜樹子はうんざり。隠していたチャオの首輪を窓から投げ捨ててしまいます。

落ちたところはトラックの荷台で、そのまま走り続けたことから中条家の親族は我先に後を追って出て行った。涙目な亜樹子だけれど、翔太郎としても気分は同じ。スカッとジャパンな気持ちだろうね。
ところでチャオは手元に残ったけれど、ミックと共に二匹飼うことにするの? いえ、引き取ってくれる心当たりがあります。それはカラカル・ドーパントの正体である蝶野麻友だ。

結婚詐欺に遭っていたたまれなくなり メモリに手を出してしまった。ドーパントになったものの不良品で元に戻れなくなり、助けを求める声に応じて来てくれたのがチャオでした。その献身的な行為に感動して罪を償ったらこの子と暮らしたいとのこと。動物セラピーという効果もあるので立ち直るのに十分な役目を果たしてくれることでしょうね。
というわけで今回は全三話で完。次回は一ヵ月後の3月19日発売号です。って休んでばかりじゃねーか!
風都探偵(1): ビッグ コミックス
風都探偵(2): ビッグ コミックス 共に3月30日発売
次回は閉じられたKというタイトルみたいだけど、Kの能力は何なのか、今から楽しみ。
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