エクスタス・オンライン 1巻 VRゲームに閉じ込められた主人公は魔王になっていた

『ドラゴンエイジ』連載、「エクスタス・オンライン」の1巻です。
現在5巻まで出ているラノベのコミカライズ。肌色率の高い原作で漫画でもそうなんだけど、そういった画像は控えました。あしからず。

主人公の堂巡 駆流(どうめぐり かける)は、ぼっちで中二病の高校生。その駆流が1話冒頭では同級生のヒロイン・朝霧 凛々子から性的関係を迫られ、裸体を見てウハウハしてるんだけど!?　でもこれはVR映像でした。駆流は高校生でありながらバイトでVRゲームの製作に携わっているので こういうことが出来るのです。

でも怖いのは雇い主からのデータの催促。現在『エグゾディア・エクソダス』というゲームを作っており、駆流はラスボスである魔王ヘルシャフトのデータを担当。そのデータがまだ届いてないと、哀川さんから怒りの電話で大わらわ。この人 美人なんだけど性格がキツくて駆流にとっては苦手な相手なんです。

そんなこんなで駆流は登校。今日から次世代VR教育システムが始まるとクラスメイトは はしゃいでいるけれど、ぼっちの駆流にとってはどうでもいいことだと思ってました。この時までは！
いざVRの世界に入ってみたら…魔物と人間が戦ってるじゃないですか。え？ 授業内容は世界遺産を巡る旅じゃなかったっけ？？　何でこんなことになってるの!?　しかもここは『エグゾディア・エクソダス』の世界だよ。

そして魔王軍と戦ってるのはクラスメイトたち。その中でも朝霧は凛として先頭に立ち、皆を指揮してます。そして皆が目指しているのはこの俺。迎えに来たのではありません。敵として攻撃しに来たのです。ちょ、何で皆して攻撃するんだよ!?　それもそのハズ。

駆流 自身が魔王ヘルシャフトになってました！
皆は魔王を倒せば元の世界に戻れると言ってます。俺が死ねば戻れるって言われても…俺はそのため死ななきゃいけないの？　そんなのやだよ！　感情が膨れ上がり爆発、これによって朝霧は大ダメージ。

更に魔王を称える側近の四天王たち。この者たちの大暴れによりクラスメイトたちは撤退。魔王軍の勝利となりましたが、駆流にとっては依然として何が何やら。どうしてこうなったの!?

それが思いもよらぬ格好でわかることに。鬼のような哀川さんが奴隷として こき使われてました。上下関係が逆転した中でわかったのは…ま、SAOのような状態になってること。ただしクラスメイトたちは死んでも復活するけれど、駆流と哀川さんは死んだら本当に死んでしまいます。更に現在のシステムで魔王を倒したところで皆は元に戻れない。それどころか死んでしまうので、挑んでくるプレイヤーを必ず殺さねばならないということ。
それはそうと上下関係が逆転したことから哀川さんはエッチな行為をさせられてしまい、読者は「いいぞもっとやれ」と思わずにいられないよ。

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