
1970年代後半。ヤマト劇場版のヒットによりこれまで「てれびまんが」と言われていたものが「アニメーション」と呼び名が変わった。また79年から始まったガンダムの影響でアニメ雑誌が続々と創刊されていきました。その数は83年の時点で6誌。ともなると各誌とも何らかの特徴を持つようになるわけで、今回紹介するのは『ジ・アニメ』誌上でやっていた「熱血ロボ ガンバル5」というウソのアニメ企画。これ、ゆうきまさみ氏と戸的あき氏が原作なんだよねー。
上は『ジ・アニメ』83年7月号の付録ポスターです。

ロボの顔はどことなくトライダーG7っぽいね。戦闘服はコンバトラー風です。
コウの熱く燃えるガッツは、そのままガンバル5に伝わる。立ち上がれ! ガンバル5──!!(イメージイラスト)

左 コウとイトシーナは、いつしか想い合う仲に(パート1)
右 コウ対ナヤメル。九十九里浜での白刃の戦い(パート1)

左上 転校生コウに胸キュンの伊藤椎菜(ときめきガンバル5)
右上 剣と竜と魔法の世界メニアでコウは…(ガンバルの剣)
下 ガンバル5から、いろいろなバリエーションが生まれた。ゆうきまさみ、戸的あき迷コンビの酒と逃避の結晶(?)
ウソ企画ですから「ときめきガンバル5」とか「ガンバル5ものがたり」とか「ガンバルの剣」など、多くのストーリーが考えられているという設定です。ちなみにこの当時はまだ「ときめきメモリアル」など影も形もありません。

コウはア・キラメルとイトシーナの結婚式をぶちこわした。イトシーナの瞳が星と輝く。つかの間の愛…(パート1)

ガンバル5と、イトシーナを抱き抱えるコウ。ゆうきまさみ氏がいかにも当時っぽいイラストに仕立ててます。たぶん湖川友謙氏を意識してるんじゃないかな?
この記事にトラックバックする(FC2ブログユーザー)
卒業までに何人残ってるだろう名無し風都探偵 94話 無人島に誘拐された ときめは脱出できるのか?ドキッ☆
ときめを巡る男たちの戦い名無し