
『月刊ドラゴンエイジ』連載、「剣士を目指して入学したのに魔法適性9999なんですけど!?」の1巻です。
「小説家になろう」に連載して書籍6巻と同時発売となったコミカライズ1巻。とんでもない9歳児が巻き起こす、痛快ファンタジーという触れ込みです。
ローラ・エドモンズは将来、剣士を志望する9歳児。何しろ両親が冒険者で、しかも槍と剣の達人クラスだったことから同じ道を歩もうとするのは もっともな話だ。めっちゃ鍛えられたこともあって この歳にして冒険者学園への入学を果たします。
戦士学科入学にあたり、己の能力を計測することになりました。得意分野が50ぐらいあればいいところをローラは…

全適性において平均以上。剣に至っては107と、見たこともない数値を叩き出して周囲を驚かせます。何でも学園創設以来 初めてだそうで、さすがエドモンズ家の娘だと教師は喜ぶ。さて、次は魔法の適正を測る番。これがとんでもないことに!

全てにおいて9999! これ以上は計測できないときたもんだ!
これには教師のみならず生徒一同も開いた口が塞がらない。賢者でさえこんな数値ムリムリムリ! 学園のお偉いさんは涙を流しながら「君は魔法の歴史を塗り替えるかもしれない!」と、問答無用に魔法学科への入学に変更されてしまいます。
乱暴なようだけどこれほどの数値を出しておいて、その分野を習わせないのは かえって変というもの。ある意味、国益の損失と言えるようなことだから変更するのは当然でしょうよ。
そんなわけで気が進まないけれど魔法を習うことになったローラ。そこでいきなりやっちゃうんですよ。的に向かって何でもいいから攻撃魔法を当ててみてということで、見よう見まねで魔法を練ってみたら!

学園そのものを破壊しかねない大魔法が出ちゃった! エミリア先生は結界魔法の「強化」を複数かけても追いつかない。そこにローラからも「強化」が追加されて事なきを得ます。私の魔法に割れ込むなんてかなり高等なテクニックだよ? マジでもう私より強いんじゃないの??
エミリア先生は教師にしてAランクの冒険者。しかも「竜殺し」の異名を持ってるのに生徒より劣るなんてと頭を抱えます。
ローラはこのように無双を続けますが黙ってられない生徒が居ました。それは魔法の名門 ガザード家の娘 シャーロット・ガザード。魔法にかけては誰よりも一番になるんだと いき込んで入学したのに、これでは大差をつけられての二番になるのは確実。だから最初は冷たく当たります。

でも次第に打ち解けて、正々堂々とライバル視する仲に。普通だったらイジメっ娘になるだろうところを、シャーロットが実に"いいヤツ"に変化しました。こういう娘は清々しくてイイネ!
こうして魔法を習うようになったものの、剣の道はまだ諦めてません。そのウップンが溜まってエミリア先生に暴言を吐いてしまい、成り行きで対決することになるのが終盤にあります。果たして勝負の行方はいかに!?

剣士を目指して入学したのに魔法適性9999なんですけど!? 1
剣士を目指して入学したのに魔法適性9999なんですけど!?(1) Kindle版
奴らは、それぞれに天才なりの目指す理由があったけど、
「何しろ両親が冒険者で、しかも槍と剣の達人クラスだったことから同じ道を歩もうとする」
というのは、ありがちだが動機として弱いような。アイドルに憧れた人が、みなアイドルになれるわけじゃないんやで。
将来ジェット機のパイロットになりたいと思ってたけど、学力がたりなくてなれませんでしたという「オネアミスの翼」的な。
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記事の更新も突然止まっていますが、ひょっとして何かあったんですか?名無し風都探偵 106話 友よ、君はなぜ悪魔に魂を売ったのか!?107話はまだ出さないのですか?名無し風都探偵 106話 友よ、君はなぜ悪魔に魂を売ったのか!?名前的に裏風都ではなく、財団Xにより改造された仮面ライダーだと思う。名無し風都探偵 106話 友よ、君はなぜ悪魔に魂を売ったのか!?これで隼人がドーパントならなんか普通過ぎる展開じゃない?名無し「とある科学の超電磁砲」 美琴と潔斎さんとの馴れ初めが語られる支倉派はどうもこういう小細工が好きになれんな名無し風都探偵 104話 迷路棟の呪いと言われるヘルスタイン博士の謎死神博士に似ているヘルスタイン博士。
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