
『月刊少年ガンガン』連載、「とある魔術の禁書目録」の130話
「どっかの宗教団体が国際法に抵触する破壊兵器を作った」というデマ情報を流布させて、合法的に学園都市の兵器をフランス・アビニョンに送り込んだ学園都市統括委員会。テッラを追えと当麻に命じた土御門は一人で、群れを成す駆動鎧(パワードスーツ)と対峙してます。
動きを止めようと足元を崩すも、さすが新型の駆動鎧だけあって たちどころに駆動補正を行って意味を成さない。実弾が直撃するので やむなく魔法を使うも、その反動で大出血したのが上の画像になります。
「煮るなり焼くなり好きにしろ」と見た目は降伏したものの、「お前達にやれるものならな」と、既に細工を施してました。急に動きが止まる駆動鎧。故障か? いえ、土御門は単に逃げ回っていたのではありませんでした。

新型駆動補助装置は周辺環境に即座に対応するけれど、場合によってはそれが足枷になることもある。特定の条件のルートで相反する条件入力を立て続けに受けるとエラーを起こしてフリーズしてしまうそうだ。
もうちょっとわかり易く説明すると、こうなった場合は右へ。ああなった場合は左へ動くと仮定しよう。土御門はその両方の条件にあてはまるように行動していたので、装置は右か左かわからなくなってフリーズしてしまったというわけです。
何とか駆動鎧は止めることが出来たけれど、学園都市が送り込んだのはコレだけでありませんでした。空を飛ぶのは学園都市製の超音速ステルス爆撃機。なぜ学園都市が爆撃機を製造・運用してるのかという根本的な疑問があるけれど、この場合はパスね(笑)。なるほど、駆動鎧はアレで運んできたのか。でも運ぶだけなら輸送機で充分。わざわざ超音速機で来たってことは…まさかここでアレを使う気か!!
戦慄する土御門。でもあの最新兵器を投入したところでC文書の抹消には至らないだろう。まだ他にも隠し玉があるのか!? はい、その隠し玉の登場です。

その名は一方通行(アクセラレータ)!
前シリーズにおいて「そろそろ「上」の連中に反撃しようぜ」と意気込んでいたけれど、所詮は借金を背負わされた身。上から要請されちゃ出るしかないのね。「作戦行動B」が実行されるや爆撃機の下部に刀剣みたいなブレードが出現。怪しげな光を放ったら、アビニョンの周囲の地面が溶けるように(実際に溶けてます)えぐり取られたではないか!

これが土御門が恐れていた最新兵器の「地殻破断(アースブレード)」。時速一万km以上の超音速飛行により ブレードに8千度以上の気体を発生させて"地面を斬る"というシロモノだ。一方通行いわく、三㎏の砂鉄があれば ものの一時間でユーラシア大陸でさえ ぶった斬れるらしい。
こうしてアビニョンは周囲から隔絶された"陸の孤島"状態に。爆撃機は更に避難した一般の人々だろうが構わずに、全域へ空爆を仕掛けるという!
これに待ったをかけた一方通行は作戦変更を命じる。狙いは教皇庁宮殿なんだから、先にそっちを集中攻撃しろ。成果が出ないなら俺が出るとのこと。

一流の悪党ってのはな カタギの命は狙わねェンだよ
何気に被害者を出さないようにさせるとはニクイね。こうして一方通行が参戦。当麻と狙う相手が一緒なことから、久々に顔を合わせるかもしれません。
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記事の更新も突然止まっていますが、ひょっとして何かあったんですか?名無し風都探偵 106話 友よ、君はなぜ悪魔に魂を売ったのか!?107話はまだ出さないのですか?名無し風都探偵 106話 友よ、君はなぜ悪魔に魂を売ったのか!?名前的に裏風都ではなく、財団Xにより改造された仮面ライダーだと思う。名無し風都探偵 106話 友よ、君はなぜ悪魔に魂を売ったのか!?これで隼人がドーパントならなんか普通過ぎる展開じゃない?名無し「とある科学の超電磁砲」 美琴と潔斎さんとの馴れ初めが語られる支倉派はどうもこういう小細工が好きになれんな名無し風都探偵 104話 迷路棟の呪いと言われるヘルスタイン博士の謎死神博士に似ているヘルスタイン博士。
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