
『ジャンプSQ.』連載、「るろうに剣心-明治剣客浪漫譚・北海道編-」の8話
負傷した斎藤に代わって剣心が凍座(いてくら)を取り調べることに。もちろん劍客兵器の正体と目的を知るためだ。その凍座は周囲を堀で囲まれた、脱出困難な"露天牢"の中央に居ました。前回 牢獄を容易く壊したので、特別に作ったものなのでしょう。
剣心を見るや歓喜する凍座。まるで待ちわびた恋人に逢えたかのようだ。中に入れば手を握って大歓迎したのが上の画像。「短身と聞いていたが本当に小さい!」って誉め言葉になってねーよ!www まぁ感激したあまりにTPOをわきまえることを忘れてしまったんでしょうね。
「ささ 客人は上座へ」と言われても 野ざらしの5m四方ほどしかない平地の上座ってどこよ? それよりも気になったのは地面に魔法陣のように十二支の「子・丑・寅・卯・辰・巳…」が書かれていること。何かの呪(まじな)いなのか? 実はこれが後で重要な意味を持つことになります。
驚いたのは剣心をもてなすために、地面に手を突っ込んだら酒瓶が出て来たこと。いったいどうやってここに!?

それはほとんど怪物な土居の差し入れだったらしい。名前は土居 潜具羅(どい もぐら)だそうで、名前からして地中を自由に掘り進める能力があるのだろう。
剣心のことを知っていた凍座。もちろん左之助や、四乃森蒼紫、比古清十郎、雪代縁、志々雄真実のことまで知っていた。というか この国の猛者は大体知っているらしい。それを踏まえて単刀直入に剣心は切り出す。劍客兵器の正体と目的を。
凍座は淡々とその源流を語り始める。劍客兵器の源は江戸時代でも戦国時代でもなく、二度の元寇と戦い外敵の侵略を防いだ鎌倉武士の一派とのこと。元寇とは蒙古襲来とも言われる あの戦い。日本にモンゴル帝国が侵攻してきたけれど、神風によって撃退できたというアレですよ。

新たな外敵からの侵略に備えるべく発った鎌倉武士たちは、北へ北へと移り住み この蝦夷地に陣を構えた。そして数百年の時が流れても内乱には一切手出しをせずに、ただ外国と戦うために深く静かに心技体を研鑽し続けてきた。それが劍客兵器だそうだ。
しかし明治となって世界に扉を開いた日本は、この先 必ず外国と戦うことになるだろうと凍座は推測。実際、この17年後の明治37年に日露戦争が始まります。戦うからには負けるわけにはいかない。しかし西南戦争で軍隊は薩摩隼人に一度勝っただけ。劍客兵器としても先の函館山の戦いで一度勝っただけ。
つまり世界に勝つには戦いの場数が全く足りてない!

そこで剣心は気が付いた。まさか実践の経験を積むために函館を戦場にする気か!? ふと見れば凍座の影が十二支の牛を指しているではないか。これは…日時計だったわけか! 牛となると午後2時でしょうか? 「時間だ」と告げる凍座。お前は一日遅かったとのこと。
同時刻、札幌の樺戸集治監(刑務所)が襲撃受けてを爆破炎上。劍客兵器は凍座たち五人だけでなく、もっと大勢いるらしい。刑務所を襲ったのは犯罪者を脱出させて実験戦闘をするつもりなのだ。

函館から札幌まで行くには、現在 車でも4時間ほどかかる距離。道央自動車道を使わなければもっとかかります。飛天御剣流がいくら速くても時間と空間は飛び越せまいと、凍座は あざ笑うのでした。
とうとう判明した劍客兵器の目的。凍座が使う面妖な能力は外国と戦うためのものでしたか。剣心はどうやって立ち向かうのだろうね。
ついに彼の登場かな?
凍座が使っていたのは影を利用した日時計だったと思いますね。
剣客兵器が襲撃したときは影が『牛』じゃなくて『午(うま)』を指していたと思ったんですけど(おそらく西洋暦時法で概ね正午)。
永倉も気になりますが(僕は剣客兵器の片目の男とみてるのですが)、一番は獄中にいる悠久山安慈の再登場ですかね。
剣心の味方になるのかな?
あと、出ないかもしれんが八ツ目が北海道出身だったような
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記事の更新も突然止まっていますが、ひょっとして何かあったんですか?名無し風都探偵 106話 友よ、君はなぜ悪魔に魂を売ったのか!?107話はまだ出さないのですか?名無し風都探偵 106話 友よ、君はなぜ悪魔に魂を売ったのか!?名前的に裏風都ではなく、財団Xにより改造された仮面ライダーだと思う。名無し風都探偵 106話 友よ、君はなぜ悪魔に魂を売ったのか!?これで隼人がドーパントならなんか普通過ぎる展開じゃない?名無し「とある科学の超電磁砲」 美琴と潔斎さんとの馴れ初めが語られる支倉派はどうもこういう小細工が好きになれんな名無し風都探偵 104話 迷路棟の呪いと言われるヘルスタイン博士の謎死神博士に似ているヘルスタイン博士。
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