
『コンプエース』連載、「痛いのは嫌なので防御力に極振りしたいと思います。」の1巻です。
やっぱり「小説家になろう」からのコミカライズ。書籍版は4巻まで出てます。
女子高生の楓は、友達の理沙に誘われてVRMMOの「ニューワールドオンライン」というゲームをやり始めた。初期設定において名前が楓なので"メイプル"にしたのはともかく、痛いのは嫌だからと(ゲームの中なので痛くはないと思うんだけど)ステータスポイントを全て防御力(VIT)に注ぎ込んでしまう。これにより攻撃力(STR)や俊敏性(AGI)、器用度(DEX)などがゼロ! もしかしてやっちゃった? と後悔してもしょうがない。 とりあえず戦ってみますかと街を出た。

そこで何とかなっちゃうんですねー。現れたウサギは執拗に攻撃してくるけど堅固な防御力のためノーダメージ。やがてウサギは疲れ果てて何もしないのに勝っちゃいました。また毒液を吐くハチには さすがにダメージを与えられるも、何度も浴びているうちに毒耐性がついて やはりダメージゼロに。こういうことを繰り返すことで地味ながら徐々にスキルを得て、時にはドロップアイテムも獲得しながらレベルアップをしていきます。
そして初めてのダンジョン探索。目指すは「毒竜(ヒドラ)の迷宮」です。そのヒドラの毒は強力なれど、ポーションとスキルを兼ね合わせたことでどんな毒さえ通じない「毒無効」を会得。さぁ今度はこっちの番だとして…

喰ったー!! 工エエェェ(´д`)ェェエエ工
おいおいヒドラさんよ。何で抵抗しないまま喰われちゃうの? 巨体なんだから尻尾で追い払うなり、壁に打ち付けるなどすればいいのに なされるがまま無抵抗で喰われたことに疑問を抱かずにはいられないのですが。
ともかくこれによってスキル「毒竜(ヒドラ)」を獲得。初めてまともな(毒の)攻撃できるスキルを得ました。また宝箱には「ユニークシリーズ」と呼ばれる大盾・鎧・小刀が入ってました。表紙になってる黒い装備一式ですね。これを得たことにより防御力はまた一層強化されました。
そして今度は「爆発テントウ(爆発するテントウムシ)」を食べたことで「悪食」というスキルを獲得。これは あらゆる装備類を飲み込んで、しかもMPに変換してくれる優れもの。このスキルを大盾に実装したことにより、メイプルはとんでもないプレイヤーとして名の知れることになります。

運営が第一回バトルロイヤル大会を実施して、メイプルは「悪食」によって敵プレイヤーを次々と吸い込んでいく(殺すわけじゃないから装備類を身ぐるみ剥すのみ)。攻撃されてもダメージゼロ。躊躇して近づかない相手には毒を散布することで動きを止め、そして攻撃するという隙の無い戦い方に、見学者たちは唖然とするしかありません。

これは掲示板におけるメイプルファンたちの会話。一部の人は大会前からメイプルの戦い方がスゴイと知っており、いつしか有名人になってたのでした。
とまぁこのように、本人は意識してないけど強すぎるプレイヤーになっていくメイプルの成長を描く物語。割愛しましたが友達の理沙はサリーというプレイヤー名で、同じくユニークシリーズの装備を獲得。彼女も回避系のプレイヤーとなり、「二人揃って いつでもノーダメージ」を目指すことになってきます。次巻ではどんな無双を見せてくれますかね?

痛いのは嫌なので防御力に極振りしたいと思います。 (1) (角川コミックス・エース)
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