
『少年ジャンプ+』連載、「サイコアゲンスト」の1巻です。
遺伝子の突然変異により第二進化型人類"セカンド"と呼ばれる特殊な人間が、約千人に一人の割合で生まれるようになった近未来。セカンドは優れた身体能力により超人的な力を発揮し、故に犯罪に手を染める者も少なくなかった。彼らに共通するのは生まれ持っての先天性。後から発現した後天性の例は一つも無い。ヤツが現れるまでは…
外科医の黒崎レオンは警察車両に車で体当たりを敢行。護送される容疑者・大門の引き渡しを要求する。レオンの娘・マナは大門に強姦された上で殺されたことから、我が手で断罪したいからの犯行だ。無論、要求を突っぱねる警察。

あんたの気持ちは痛いほどわかる。だが俺たちには法と秩序を守る職務があると、レオンの要求を受け付けない。マナの話が出たことから大門は強姦してる時の様子を詳しく話して激しく挑発。そればかりか奪った拳銃でレオンを撃ってしまう。
復讐を果たせず俺は死んでしまうのか…いや、そうはなりませんでした。怒りの感情が限界を突破したのが原因か、それとも銃弾が脳に損傷を与えたことがきっかけかは知らないけど、レオンはこの状況において世界初の第三進化型人類"サード"となって立ち上がった。

大門は残りの弾丸を全て撃つも、サードとなったレオンの足止めにはなりません。拳銃を握っていた右腕を簡単に握り潰してしまいます。さっきまでの態度とは一変した大門は泣きわめいて罪を認め、殺さないでと懇願。けれどレオンがそれを受け入れるわけがありませんでした──
これが悪人を殺すために悪人となったダークヒーロー・黒崎レオンの最初の一件。
セカントだろうがなんだろうが 罪人は全て殺し尽くす
たとえ世界を敵にまわそうとも
以後、レオンの裁きは続いてマスコミも次第に大きく取り上げていくことに。中にはこれに賛同する人も居るようで、実際 悪から助けて貰った子供は「正義の味方」とさえ思っているようだ。
けれど警察だってこのまま野放しにするつもりはない。セカンドに対抗するにはセカンドしか居ない(もっともレオンはサードだけど)。そのための組織であるセカンド監視局が動くことになりました。

はい、これが監視局で狩り専門の神風エリス。女の子だけど戦闘力は高く、並のセカンドなら敵ではありません。けれど性格に難ありなことから監視局でも扱いづらいんだとか。
バトルにおいてレオンが手を出してこないことにエリスは不満げ。レオンは女性に手を出したくないからだ。それに亡くなった娘と同世代なことからも戦いたくないらしい。一方、エリスとしても攻撃が全く通じないことに驚きを感じていた。更に殺気が全く感じられないことから、本当に戦う意思が無いと受け止めた。
結局、勝敗はドローとなってこの場は解散。いや、精神的に勝ったのはレオンかな。エリスが興味を持ってしまい、行動を共にするようになってしまいます。

実はエリスの両親も殺されていた。だからレオンの気持ちがわかるんだそうだ。監視局を裏切ったわけでなく、監視という名目においての同行。ただし「見て見ぬふり」の割合が大きいけどね!
こうして二人の同棲みたいな生活が始まるわけですが、巨大な悪の手が迫って来ているみたいですよ!?

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