アンダーニンジャ 1巻 ニートの忍者が重要案件を任されることに

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『ヤングマガジン』連載、「アンダーニンジャ」の1巻です。
「アイアムアヒーロー」の花沢健吾氏が、「たかが黄昏れ」と同時に出した最新刊。タイトル通りに忍者が出ます。

忍者は江戸時代に消滅したかと思いきや、第二次大戦で連合国を最も悩ませた集団であった。戦後、GHQによって消滅させられるも密かに脈々と現代に受け継がれてきた。中でも精鋭は海外で暗殺や破壊活動に従事し、日本国内でもあらゆる組織に潜伏して国民を監視していた。その数は20万人ともいわれている。
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けれど全ての忍者が活躍しているわけではない。主人公の雲隠九郎は名門「雲隠一族」でありながらも下忍でニート状態。今日もアパートの一室でゴロゴロと暇をもてあそぶ日々を続けていた。これで17歳らしいんだけどホントかよっ!
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忍者である証拠の動きの数々。上はアパートの紅一点・川戸さんがトイレットペーパーを取ってきて、但し絶対見ないようにということで、壁を横走りで進みます。下はアパートの外壁を器用に昇るところ。まぁなんだ、能力の無駄遣いか。このようなパルクールな動きが当漫画の忍者の特徴と言えます。

そんな雲隠に仕事が入る。高校へ入学しての潜入調査らしい。中忍の加藤が持って来た荷物には高校の制服一式とパーカー。パーカーが防弾・防刃仕様なのは珍しくないけれど、バージョンが「摩利支天4.0」となっていたことに加藤は驚く。
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現在、海外で活躍している精鋭が使ってるのが「3.5」。なのに「4.0」!? なぜ下忍に最新バージョンが渡るんだ? 最新装備は最前線に配備されるハズなのに。いや、つまりここが最前戦ということか?
加藤は一抹の不安を覚えるのでした。

またその一方で妙なロシア人が忍者になりたくて来日していた。
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そいつは何を勘違いしたのか、チ〇コを三本切り落とせば忍者とコンタクトできると信じており、既に犠牲者が出ていた。入学するまでまだ数日あるので、それまでに処理しろ。この国に来たことを後悔させてやれと、一度に二つの仕事を任されることに。二つに関連は無いだろうけれど、ここが最前線となるからには「全く関係ない」と言えないのでは? というかそもそも高校に潜入することが最前線とはどーいうこったい。学校で毒ガスでも作ってるの??
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