
『月刊コミックアライブ』連載、「豚公爵に転生したから、今度は君に好きと言いたい」の2巻です。
人気アニメ「シューヤ・マリオネット」そっくりの世界に転生してしまった主人公。しかも番組で最も嫌われ者の『豚公爵』ことスロウ・デニングになっていた。このままアニメ通りになるのなら、従者のシャーロットは主人公のシューヤを好きになってしまうどころか自分は惨めな死亡ルート一直線。
そんなの嫌だ! 最悪の結末を迎えないためにスロウは嫌われ者から脱却し、シャーロットに告白しようと頑張る姿を描いていく物語です。一巻のレビューは↓
豚公爵に転生したから、今度は君に好きと言いたい 1巻 嫌われ者から脱却せよ
学園長から呼び出されたスロウとシューヤ。シューヤは「なぜコイツと一緒なんだ?」と、スロウと同席するのが気に入らない。かつて「風の神童」とも謳われた"魔法の天才"であることを知らないからだ。ま、それは後にまざまざと見せつけられるわけですが現時点では内緒にしておこう。

話しを戻して、学園長が二人を呼んだ理由は学園に諜報員(スパイ)が居るとのこと。学園の機密を盗み出そうとしている者が居るけれど、先生や学園長をもってしても足取りが掴めない。そこで学生である自分たちならば何か尻尾を出すのでは? との理由で調査を依頼されます。
スロウはアニメを知ってるだけに心当たりがあった。傭兵"ノーフェイス"と呼ばれる人物で、素顔は誰も知りません。アニメでは帝国に雇われて兵士と共に学園を襲撃していた。ならばアレがあるハズだ! と、学園の周辺を調べてみれば…やはりそうか。

それはノーフェイスが密かに設置していた魔法陣。襲撃の際に罠や攻撃のために使うつもりのものですが、アニメを知ってるスロウにとっては意味がありませんでしたね。あちこちに設置してある魔法陣を次々と潰していきます。
片やノーフェイスにとっては異常事態。ひょっとして正体がバレた!? ならば早くここを脱出しないと…というタイミングで現れたのはスロウのかつての許婚(いいなづけ)だったアリシア。ノーフェイスはアリシアを人質にして学園を出ようとするけれど、これに気が付いたスロウ。アリシアの危機を とあることで知る件(くだり)は「さすが主人公!」と思ったね!

ノーフェイスの正体は、学園では控え目な教師として過ごしていたアルル先生でした。そして始まる超絶魔法バトル! ロコモコ先生は被害を出さない&逃がさないために二人を結界に閉じ込めるのに精一杯。
「この俺が防壁の維持で手一杯とはなッ」「とんでもない豚の皮を被りやがって」
と、遠回しにスロウの魔力を褒めてます。

またシューヤもこの戦いを見て学園長の話を思い出す。「風の神童」と謳われたことを。自分以上の魔法力を見せつけられて唇を噛むしかありませんでした。この気分を味わった者はシューヤだけではありません。今までバカにしていた学生のほとんどが同じ思いだったことだろう。

戦いを終え、スロウを祝福するため集まる生徒たち。彼の印象は今後少なくとも悪くなることはないだろう。だけどこの戦いにより別の事態が発生しようとは、スロウはこの時点では知るハズもありませんでした…
今回はイケイケで読めます! 読んでて気分よくなること間違いありませんよ。

豚公爵に転生したから、今度は君に好きと言いたい 2 (MFコミックス アライブシリーズ)
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記事の更新も突然止まっていますが、ひょっとして何かあったんですか?名無し風都探偵 106話 友よ、君はなぜ悪魔に魂を売ったのか!?107話はまだ出さないのですか?名無し風都探偵 106話 友よ、君はなぜ悪魔に魂を売ったのか!?名前的に裏風都ではなく、財団Xにより改造された仮面ライダーだと思う。名無し風都探偵 106話 友よ、君はなぜ悪魔に魂を売ったのか!?これで隼人がドーパントならなんか普通過ぎる展開じゃない?名無し「とある科学の超電磁砲」 美琴と潔斎さんとの馴れ初めが語られる支倉派はどうもこういう小細工が好きになれんな名無し風都探偵 104話 迷路棟の呪いと言われるヘルスタイン博士の謎死神博士に似ているヘルスタイン博士。
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