
『月刊ヒーローズ』連載、「東島丹三郎は仮面ライダーになりたい」の11話
暴力団同士の麻薬の取り引き場に現れた四人組は組長を殺害し、麻薬と現金の双方を奪おうとしていた。けれどその場に居合わせたのが雲田こと蜘蛛男。失業した恨みもあっていきなり完全体へと変身し、四人に襲い掛かります。
もちろん四人も拳銃を撃ち続けるも全く効果なし。いやそれ以前に「なんだコレ!!?」と、蜘蛛男そのものを知らないみたい。まぁ平成生まれだから知らないのも無理ないか。全員が一撃によって倒され、残ったのは中尾のみ。近づく蜘蛛男に中尾は昔を思い出す。そう、これは走馬灯なのだ。
中尾八郎が7歳のとき、父親は一念発起して たい焼き屋を開業するも失敗に終わり八百万もの借金が残った。

そしたら父親は「この人の愛人になった」として借金はチャラになるも、中尾は祖父のもとで暮らすことに。典型的な落ち武者人生だね。その田舎でのこと。クラスメイトがライダーごっこをしてる中、中尾は「ショッカーは俺一人でいい」と告げるや泣き出します。

正義の味方なんか…本当にいるのか?
もし俺が「ショッカー」だとしたら…俺は生きていける
と、意味不明なことを語り始めて皆に殴りかかりました。これは心境の変化でしょう。正義の味方は僕らを守ってくれるなんて言うけれど、父親は出たっきり帰ってこない。だったら俺は正義なんて信じない、悪の側についてやるといった気持ちがそうさせたと思うわけで。
そして現在の中尾は蜘蛛男に胸を貫かれて虫の息。大量の吐血を蜘蛛男に浴びせるも、死に際にこう叫ばずにはいられませんでした。

俺をっ…ショッカーにっ…してくれないか!?
絶命する中尾。蜘蛛男にしても奇妙に思ったことだろう。殺そうとしているのに「ショッカーにしてくれ」と頼まれたのだから。その後、中尾は公園のベンチで目を覚ます。服は血で汚れたままだけど傷口はふさがっていた。記憶は途切れ途切れだけど、部下三人がいる焼肉屋に向かいます。

そこで「イー」ってやったら戦闘員になっちゃった! 望みが叶ったとはいえ、こんな短時間にどうやって戦闘員にしたんだろうな? 改造手術をしてる時間はないだろうから、蜘蛛男の血液を飲んだのが原因というところでしょうか。
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記事の更新も突然止まっていますが、ひょっとして何かあったんですか?名無し風都探偵 106話 友よ、君はなぜ悪魔に魂を売ったのか!?107話はまだ出さないのですか?名無し風都探偵 106話 友よ、君はなぜ悪魔に魂を売ったのか!?名前的に裏風都ではなく、財団Xにより改造された仮面ライダーだと思う。名無し風都探偵 106話 友よ、君はなぜ悪魔に魂を売ったのか!?これで隼人がドーパントならなんか普通過ぎる展開じゃない?名無し「とある科学の超電磁砲」 美琴と潔斎さんとの馴れ初めが語られる支倉派はどうもこういう小細工が好きになれんな名無し風都探偵 104話 迷路棟の呪いと言われるヘルスタイン博士の謎死神博士に似ているヘルスタイン博士。
それを踏まえると、本条隼人の正体は財団Xに改造された初代仮面ライダー!?N