
『コミックウォーカー』連載、「フロンティアダイアリー ~元貴族の異世界辺境生活日記」の1巻です。
人種が亜人種を不当に扱うことが当たり前な世界。特に王都のグリード家の当主は人種族至上主義を掲げて、強制労働に等しい行為を平気で行っていた。これに怒ったのが次男のサファテ。父親に止めるよう訴えるも全く聞き入れないばかりか、「私に従えない者は息子ではない」として勘当。王都を追放されてしまう。

けれど捨てる神あれば拾う神あり。サファテと同じ教員の同僚であるエルフ族のエルデナ(右)と、グリード家のメイドだった猫人のウーニャ(左)が一緒に着いて来てくれました。目指すはエルデナの両親が居るグリーンコンベという辺境都市。
ところが権力のあるグリード家が手を回し、街に入ることすら出来なくなって大弱り。これではこの先、どんな街だろうと入ることも出来ないだろう。でもここでも妙案を出してくれたのはサファテの飲み友達である亜人種(鬼人)のクロでした。
お前さんは人の住んどるところには住むなってことじゃの
これに閃いたサファテ。ここに来るまで廃村があった。ならばそこに住めばいいじゃないか! 無論 苦労はするだろうけれど、居住地の無いまま放浪するよりはずっとマシだ。

こうしてサファテ・エルデナ・ウーニャの新生活が始まります。特にウーニャはメイドだっただけに掃除に食事に大活躍。この子が居なかったら寝る場所の確保すらままならなかっただろう。反対にエルデナは料理が全くダメで、食材を包丁で斬ることすら難しいときたもんだ。なんて意外なこと。
少しずつながら自給自足の生活が出来るようになったところでクロが来訪。グリード家の手が回ってない、亜人種だけの村がある。そこで薬を売る交易をしてみては? と持ち掛けられた。薬学は人種だけが独占してるので、薬は貴重品。サファテは薬学の教職に就いていたのでうってつけというわけだ。
一ヶ月後、薬を作って村に行ってみたら衛兵隊長のグーグスにいきなり目を付けられた。そりゃ亜人種にしてみれば人種は敵と同じなんだから歓迎されるわけもないか。それに村では特殊な病が流行していたのも苛立たせる原因だったらしい。

それはデパ熱という病でした。ここまで大規模な集団感染は聞いたことが無い、何か原因があるハズだ。実はこれ、とある姉妹が敵に放った毒が元凶だったようで二人を保護。今後サファテたちと一緒に暮らすことになります。
原因は突き止めたし感染がこれ以上ヒドくなることはないだろう。あとは薬が効いてくれれば…と思ったら村人は薬を飲んでくれません。人種に対する警戒心が強いからです。ところがここで村人を諭したのが他ならぬグーグス。サファテの一連の行動を見てきて信用できる人物だとわかったからです。

数日後、再びサファテが村を訪れたら村人全員から感謝されまくり。この村の救世主とまで言われて照れくさいったらありゃしない。信用を得たサファテが今後ともこの村と付き合っていくのは間違いないだろうね。
終盤になって更に一人、サファテの仲間となる人物が現れたことで、いったい何人の女の子たちとの共同生活をすることになるのやら。ハッキリ言って羨ましいぜ!

フロンティアダイアリー ~元貴族の異世界辺境生活日記 1 (MFC)
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