趣味のラブホテル 1巻 ラブホテルを探訪するのはBL女子と ふたなり天使

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『くらげバンチ』連載、「趣味のラブホテル」の1巻です。
ラブホテルかぁ、最近行ってないなぁ。私はラブホで部屋の掃除をするアルバイトを2年ぐらいしたことあるし、もちろんプライベートでも行ったことありますよ。もうこの歳になって羞恥心などあまり無いから平気で言うぞ(笑)。しかも相手は旦那のいる人。つまり人妻と経験したことあるしな! だから7話の不倫の話には納得できることできること…

22歳のBL女子の茶耶(さや)はラブホの前を行ったり来たり。次の同人誌の新刊でリアルなラブホ描写を描きたいからだ。けれど初めてで しかも一人。今いち入る勇気がありません。
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そこに通りすがりの女性が声をかけて来た。理由を言うと「それじゃあ一緒に行きます?」ときたもんだ! えええー見知らぬ女性と一緒に!? なぜか積極的な女性の言われるまま、茶耶は初めてのラブホに色々と衝撃を受けます。部屋の中に車があるよ! しかもオープンカーで座席がベッドになってるよ! 天井は青空、壁はハイウェイ、正にドライブしてる雰囲気の部屋作りにハイテンションが止まらない。

でもここから急転直下。女性が手を握ってきましたよ!? えぇ、そういう人だったの!? 断るとせめて一緒に風呂に入ってと切望。まぁそれぐらいならと入ってみれば、股間に付いてるじゃないですかー!
実は彼女、ふたなり美少女天使のカシオペアだったのです!
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「愛の使者」らしく、男だろうが女だろうが身体で満足させることが使命らしい。何せ"ふたなり"ですから。でも茶耶にとってはBL同人誌に描く「推しのカップル」が一番なわけで、とてもその気になりません。
ともかくこうして出会った二人は、各地のラブホを探訪しては身体の関係を持つか持たないかを繰り返していく展開。
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実在するラブホを作者が実際に訪れた上で漫画にしてるので、設備にウソはありません。上の画像は宇宙をテーマにした部屋で、風呂では動く銀河鉄道が壁に映写されるようだ。下は京都のテニスコートのある部屋! 公式サイズより小さいけれど二階が丸々テニスルームというのは驚きだ。

茶耶とカシオペアの関係はなかなか進まない中、終盤になって変化が。カシオペアに「訓告」の手紙が届いたのだ。
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その後、茶耶はカシオペアらしき人物が男性とラブホに入っていくのを目撃します。いや別にカシオペアと付き合ってるわけじゃないので男性と入ろうが構わないけれど…少なからず衝撃を受けます。あれは本当にカシオペアだったの!? 何か隠してるような雰囲気に茶耶は不安を覚えるのでした。

うん、ラブホ紹介漫画といいますか、あまり描かれないジャンルなだけに好き嫌いが別れるんじゃないかな。私の実際の経験上 面白かったのは料金をエアシューターで払ったこと。顔を合わせることなく部屋の中で料金が払えたのは貴重な体験でした。

趣味のラブホテル 1巻: バンチコミックス
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