
「異世界で上前はねて生きていく ~再生魔法使いのゆるふわ人材派遣生活~」の1巻です。
お馴染み「小説家になろう」の連載作をコミカライズ。書籍版は2巻まで出てます。
なぜかタイトルが575の俳句調になってるから発音しやすい語呂合わせだこと。ブラック企業の社畜として過労死した男が異世界に転生。豪商の三男のサワディ・シェンカーとして生まれ変わる。

魔法使いの才能はあるものの、攻撃魔法はまるでダメ。その代わりに支援魔法や再生魔法の能力は主席クラスに得意としてます。でもこの世界の価値観では攻撃魔法が主体であり、それが使えないサワディの出世は望めそうもない。出世できなければ働かなければならず、とはいえ社畜だったことから楽して暮らしたい。そこで考えたのが再生魔法(治癒魔法)を使った商売なんです。

それは病気なり怪我で満足に動けない奴隷を安く買い、治療してから冒険者に仕立て上げて上前をはねるという方法。奴隷を使う点で嫌悪感を抱く人もいるでしょう。でも聞いて欲しい。本人にとっては日常生活に支障をきたす障害を持っているわけで、それを完治させているのだからサワディには感謝しかないわけですよ。その上で冒険者への訓練を積んで実践させているのだから特にやましい方法ではありません。まして性奴隷などにしてないわけですからね。

当初は二人から始めた商売は五人に増やして着実に資金を増やし、遂には大所帯の冒険者クラン「マジカル・シェンカー・グループ」を設立。ここまで来ると冒険者のみならず、各個人の適正に合わせて針仕事なり経理なりの依頼に適した人材派遣業を営むまでに成長します。綺麗どころを店員にしたオシャレ喫茶も開店させたのは前世の記憶ならではでしょうけどね(笑)
上の画像はクラン設立において初期メンバーを叙任するところ。馬人族なり鳥人族なり魚人族など、この世界は多様な種族で構成されてます。

またサワディは学校で魔結晶交換式造魔の開発に成功。簡単に言うと造魔(ゴーレム)を動かすに必要な魔結晶を交換することで、いちいち最初から造らなくてもいいということ。これによって軍事費の一割強が圧縮されるまでになり、国はその才能を活かすべく貴族にしたいと判断。そこで王都から八歳年上の美人な研究者のローラがやって来ました。貴族出身だけに結婚すれば自動的に貴族に成れるってわけね。
と このように個人的にも商売的にも上向きなサワディはますます人に頼られていくわけですな。
異世界で 上前はねて 生きていく~再生魔法使いのゆるふわ人材派遣生活~(コミック) : 1 (モンスターコミックス)
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記事の更新も突然止まっていますが、ひょっとして何かあったんですか?名無し風都探偵 106話 友よ、君はなぜ悪魔に魂を売ったのか!?107話はまだ出さないのですか?名無し風都探偵 106話 友よ、君はなぜ悪魔に魂を売ったのか!?名前的に裏風都ではなく、財団Xにより改造された仮面ライダーだと思う。名無し風都探偵 106話 友よ、君はなぜ悪魔に魂を売ったのか!?これで隼人がドーパントならなんか普通過ぎる展開じゃない?名無し「とある科学の超電磁砲」 美琴と潔斎さんとの馴れ初めが語られる支倉派はどうもこういう小細工が好きになれんな名無し風都探偵 104話 迷路棟の呪いと言われるヘルスタイン博士の謎死神博士に似ているヘルスタイン博士。
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