レベル1の最強賢者 1巻 生涯レベル1のままだけど無限の魔力が使えるハルト

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『コミックポルカ』連載、「レベル1の最強賢者 ~ 呪いで最下級魔法しか使えないけど、神の勘違いで無限の魔力を手に入れて最強に ~」の1巻です。
お馴染み「小説家になろう」の連載作のコミカライズ。小説の書籍版は3巻まで出てます。
漫画を描いてる かん奈氏について全く知らなかったけれど、美少女ものの同人作家の人でしたか。これが商業誌での初コミックスみたい。初とはいえ絵が上手いというか完成されているというか、既に一定レベルに達している印象を持ちましたね。

邪神は困っていた。せっかく手塩にかけて育てた魔王が、異世界から転生した勇者に ことごとく負けてしまうからだ。邪神が勇者を殺ってしまうのはルール的にNG。いったいどうすりゃいいんだ!? と悩んだあげく思いついたのは、自ら勇者を転生させること。もちろん ただ単に転生させるのではなく、呪いをかけることで「使い物にならない勇者」にしてしまおうというわけだ。
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それがハルト。『固定の呪い』によって加護となるスキルはもらえず、生涯レベル1のまま。だから体力は30で固定、魔力は10で固定、物理攻撃力も魔法攻撃力も10で固定。つまりこれではスライムですら勝つのは容易ではない有り様。
しかーし! 邪神は二つのミスを犯しました。一つは奴隷ではなく貴族の息子に転生させてしまったこと。
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伯爵家というけっこうな身分で、ティナという専属の美人メイドがお世話をしてくれます。こんな綺麗で、豊満なバストの持ち主が一緒に寝てくれるのだから羨ましいにもほどがあるってもんです。もっとも5歳のハルトだけど。
それとティナは とある事情でハルト専属のメイドになってます。またレベルが250という驚異的に高いのもその一端なのですが、ここでは割愛させていただきます。

それともう一つがステータスが固定されていること。
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体力が30なのでそれ以上の攻撃力を受けたら死亡すると思ってました。魔法攻撃力が10なので、それ以上の攻撃力を出せないと思ってました。でも魔法を何十・何百放ってもステータスに変化なし。明らかに変なのでハルトは気が付いた。
10以下の最下位魔法でも高速で連続詠唱すれば上位魔法になるんじゃね?
実際そうでした。魔法をどれだけ使っても10以下にならず体力も変化なし。『固定の呪い』は"言葉のアヤ"によって、魔力を無尽蔵に使える最強能力になっていたのだ。

ハルトは魔法の研鑽を重ね、ごく短時間に連続詠唱を積み重ねることで大火力を放てるまでに成長していく。そして魔法学校に通うことになりました。クラスメイトには個性のあるもの10名が集結。ここんところ「賢者の孫」を思い出したよ。
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で、持ち前の能力を見せる場面。ハルトは「三割の力」でいいと言ってるのに全力を出すものだから、危うく甚大な被害を出すところでした。この頃には5秒で魔法を10万回詠唱しているらしく、もう立派な魔術師でしょう。
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