
『ヤングガンガン』連載、「ハーメルンのバイオリン弾き 〜シェルクンチク〜」の第3話
魔法学校の入学試験とは名簿に書いた10名ずつで戦うことだった。闘技場の中央に置かれた竜水晶を取った者だけが入学できるというバトルロイヤル方式で、武器や凶器の使用など何でもOK。ただし戦闘不能や闘技場から落ちた者は失格となるルール。
ある者は巨体にものを云わせた腕力で、またある者は怪物を召喚するなど次々と合格者が決まっていく中、遂にグレートとシェルの出番。
何の武器も技も無いシェルに「棄権したら?」と冷たく言い放つグレートに対し
「イヤ…だめだ ボクは… 大魔法使いにならなくちゃ…」と気持ちだけは負けてないシェルだった。
そんな二人の前に立ちはだかったのが重戦車グスタフ。"その他大勢"の7名を一撃で蹴散らし残りはこの3人のみ(はい、ザコキャラの皆さんご苦労様でした)。迫るグスタフにグレートは
「このグレート様に勝てると思っているのかッ!! 貴様にふさわしい… この曲を弾いてやろう!!」
と奏でたのはストリップ劇場などで流れるよーな曲。ある年齢層以上ならカトちゃんの「ちょっとだけよ あんたも好きね」での音楽を思い出していただければ幸いである。
コレを聴いて甲冑を脱ぎだし、全裸になってしまうグスタフ! さすが"人を小バカにするのが宇宙一大好き"なグレートらしい攻撃ですね。

見苦しいので退場処分となったグスタフは去り、残るはグレートとシェルのみ。さぁグレートはどうする?
最初は裸踊りをするよう魔曲を弾くも断固拒否の姿勢を崩さないシェルに興味を削がれたグレート。ならばと足が勝手に前に進む行進曲を奏で始めた。これでリングアウト勝ちを得るつもりなのだ。
足が勝手に進み闘技場の淵にまで来てしまったシェル。このまま成す術もなく落ちてしまうのか? その時、取り出したのはハサミ。一体何をしたかというと──足に突き刺した!

うずくまって倒れながらもその眼光は色褪せない。
「ボク…は なるん…だ 大魔法使い…に」
魔法使いになりたい、その決意をまざまざと見せ付けられたグレートは少なからず感銘した様子。この勝負の行く先はいったいどうなるのだろうか… つづく
ここまでグレートの影になりがちだったシェルが初めてグレートより目立った回といえます。展開としてはよく見るパターン──敵に幻覚や催眠術にかけられそうになった際に自身を傷つけて正気になる話はけっこうありますけど、今回のは見るからに痛そうな絵でした。
まぁ勝負はグレートが譲るんじゃないでしょうか。グレート自身はスフォルツェンド公国女王の孫ですし両親のコネもあるだろうことから推薦で入学してしまうとか。もっともグレートはそういったコネとか嫌いみたいな感じはしますけど…さて?
どこまでもしぶといギータが出てきてテンション上がありました。
でも本物のギータは、スフォルツェンドの王宮内にまで攻め込んだとんでもない奴なので、スフォルツェンド的にはあの選手失格にしてもいいと思うんだ。
伊藤博文を暗殺した某人物の名前刻んである刀を持った人が、自衛隊に入隊希望するようなものだよ。
やたら脱がされる事を拒否してたみたいですし。
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