るろうに剣心 -明治剣客浪漫譚・北海道編- 剣心が来るまで阿爛は必至に抵抗す

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『ジャンプSQ.』連載、「るろうに剣心-明治剣客浪漫譚・北海道編-」の第31幕
「世界で通用する喧嘩の締め方だ」と、しぇいくはんど(握手)を求める左之助に於野は「この男 正気か」と動揺。戦闘はまだ終わっていない。なのに主力の右腕を差し出すなんて…。しばし考えた後、於野は負けを認めた。それは左之助に可能性を見出したからだ。戦闘の最中に急成長するこの男なら「これ以上」を乗り越えられるに違いないとして。

「喧嘩を絞めよう」と右手を差し出したところ衝撃が走る。細々刃金によって左腕が貫かれたのだ。やったのは霜門寺!
お前等 なーに仲良くやってんだよ キモチワリィ

どうやら於野が負けるようならば口封じするため、戦いの行く末を見守っていたようだ。糸を巧みに操って左腕を破壊した後、右腕も使用不能にしてしまいます。
大量出血により死を確実なものにしてから霜門寺は退散。「闇討ちで勝者を葬る様なみっともない真似はしたくない」と左之助には手を出さないとは、変な方向で律儀だこと。
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死を覚悟した於野は息絶えるまで左之助に情報を教えるつもりらしい。もしかしたら味方になってくれたかもしれない逸材が失われるのは痛いけれど、ならば本人が望むことを叶えてやるのがスジってもんだぜ、左之助よ!

一方、劍客兵器の拠点で本多 雨読の攻撃を受けている阿爛と観柳。ペンで弾いた本のページが、刃物みたいに突き刺さってくるので下手に動けません。隙を見て観柳は拳銃を撃つも、何枚かのページが盾となって雨読にまで届かず。
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これは只の紙じゃないなと調べてみたら、アルミニウムで出来てました。この時代にもうあったんですね。鉄に比べて脆いことから、南米に棲む鉄の43倍もの強度を持つ蜘蛛の糸を使って編み込んだものとのこと。於野の左腕を貫いた細々刃金も実はこのアルミだったそうです。

僕も観柳も戦闘要員じゃないので戦ったところで勝機は見えない。とはいえ攻撃を破る必要もない。剣心が来るまで持ち堪えていればいいのだ! 阿爛は機転を利かせて物資テントに潜入。
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ガンパウダーとは発射薬(はっしゃやく)とも呼ばれ、弾丸を発射する際に使う火薬のこと。薬きょう式の銃には必要ないけれど、この時代の多くの小銃にはまだ不可欠なものです。これを使って籠城して剣心が来るのを待つのかな? 爆発させても音で気付いてもらえることからやってもいいぞ。

るろうに剣心―明治剣客浪漫譚・北海道編― 5 (ジャンプコミックスDIGITAL)
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コメント
この記事へのコメント
霜門寺いい感じにゲスな性格してるなw
小柄な体躯や会議での言動からやっぱりガキなんかな
2020/12/09(水) 14:51 | URL | 名無し #-[ 編集]
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