東島丹三郎は仮面ライダーになりたい 知られざる東島の過去。ショッカーだから戦える

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『月刊ヒーローズ』連載、「東島丹三郎は仮面ライダーになりたい」の31話
蝙蝠男との戦いが続いている。東島がライダーパンチでダウンさせたのに負けじと、一葉と三葉もダブルキックでダウンを奪う。彼らにとっては爺ちゃんと婆ちゃんの仇なので気合が入るのは当然だ。これを見ている蜘蛛男は「ダウン二回目だぞ さっさと殺してしまわないとショッカーの笑い者だぞ」とハッパをかけた。
冗談じゃねェ!!!!
翼を使っての大攻撃に一同は身をかがめ、東島は吹き飛ばされた。ダウンした東島は泣きながら笑い声を上げ、20年以上前の高校生時代を思い出していた…

東島の通っていた飛蝗(バッタ)高校は半分以上が不良。けれど東島は違い、かといって普通でもない謎な存在。河原で叫んで変身ポーズをとっているのを目撃した人が少なくないからだ。そんな東島が大根高校との争いに巻き込まれてしまいます(正確には自分が火種になったんだけどね)。
東島に声を掛けてくれるエミリーを人質に取られたことで引き下がれない状況に、声を大にして語る。
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まだ社会に出て働いてもいないガキが
学校の頂上(テッペン)を取るとか 何々校の誰とタイマン張るとか
親にメシ食わせてもらって おこづかいもらって
風呂と寝床も用意してもらって
何が戦争だ!!!! 恥ずかしすぎるだろ!!!!
戦うなら…悪と戦え!!!!


想像の斜め上をいく説法に大根高の一同は激怒! 寄ってたかっての袋叩きに遭った東島は出血してダウンし…なかった!
この力を…君達に使いたくなかったが…
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油性マジックで直接 皮膚に描いたライダーベルトで変身ポーズ。一同笑うけれど本人は至って本気。なぜなら今の東島はライダーに成り切っているのだから! 結果、全員を打ちのめしてしまいました。助かったエミリーだけど東島を見て「怖い」と残して走り去ってしまう。
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変身するべきじゃなかった…
俺の敵は…ショッカーだ…

そして現在へ。泣いているのか笑っているのか、東島の心境は震えている。今、ようやくその時が来たのだ! 本物のショッカーと戦える その時が! ならば力を出し惜しみせずに全力全開で戦わねばなるまい!
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ライダーパンチ!!!!
全力のライダーパンチが蝙蝠男の腹に突き刺さる! 恐らく東島は明日のことなど考えていないだろう。今 この時、この瞬間さえ生きていればそれでいいと思ってるんだろうな!
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コメント
この記事へのコメント
怪人に臆せず戦いを挑むというのは、紛れもなく戦士として一級の資質を持っているとは思うのですが、1号の仮面を使う男が
「宿敵たちと戦えることに喜びを見いだす」
という主人公ライダーらしからない点があるのは皮肉か(サブなら王蛇とかいるけど)
2021/02/03(水) 08:39 | URL | 名無し #-[ 編集]
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