ウマ娘シンデレラグレイ 目標を失ってるオグリに光を射したのは懐かしきライバル

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『週刊ヤングジャンプ』連載、「ウマ娘シンデレラグレイ」の30R
宝塚記念を制したのはタマモクロス! 上の画像にて「デビュー以降しばらくはパッとしない戦績だったが 昨年の秋頃から頭角を現し始め現在7連勝中」とあります。これは史実通りに、デビューから8戦してわずか1勝。9戦目に初めて2200mの距離に出したところ7馬身差で勝利したことで「長い距離が得意なんじゃね?」と気が付くんですよ。以後、2000m以上のレースのみに出走して連勝街道まっしぐら。最長の3200mのG1「天皇賞(春)」を制した後に、この宝塚(2200m)も制してG1二連勝という今の中央で最強のウマ娘がタマモです。

目標を失ってる時に最強ウマ娘を目撃したことでどうすればいいのか分からないオグリキャップ。そんなオグリに懐かしい人から電話が掛かってきました。
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それはカサマツ時代のライバルだったフジマサマーチでした。まぁライバルといっても当漫画では2戦ぐらいしかしてないけど、史実においてオグリとマーチトウショウは本当に熾烈を極めました。だって笠松競馬時代にオグリが12戦したうち、マーチトウショウと1・2着を競ったのが6回。つまり半分がマーチトウショウ絡みなんです。ここまで競った相手は中央にもおらず、生涯最大のライバルと言い切って過言ではありません!

そのマーチから聞かされた東海ダービーの話し。東海地区の地方競馬(ウマ娘ではローカルシリーズ)の最大のレースで、出走することを目標にしてきました。マーチは見事に出場できて結果は…4着に沈みました。
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本当に…残酷だよ
と涙を浮かべるマーチ。お前のライバルと気取ってた私がこの有り様だと気落ちしてるのは否めません。それを励まそうとするオグリ。が、口下手なものだから あたふたしてしまって何が何やら(笑)。でも落ち着きは取り戻せたようです。
今度は逆にオグリの番。「次の目標は決まったのか?」と問われてギクリとしてしまう。東海ダービーとか日本ダービーとか一番すごいレースを目指して頑張れたけど…次は何を目指せばいいんだ? と逆質問ですよ。
そこでマーチは今後のレース人生に関わる、大きな指針を与えてくれました。
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日本一のウマ娘になれ
日本一と言われても漠然としない形のもの。アニメ1期のスペシャルウィークも同じこと言ってたなあ。それがどういう格好で日本一になれるかわからないものの、オグリには目標となったようだ。
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その後、中京レース場での高松宮杯(G2)を獲って重賞5連勝。史実通りならばオグリはこの後に毎日王冠(G2)も制した後に、いよいよG1「天皇賞(秋)」に出場してタマモとの初対決を迎えることになります。
 
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コメント
この記事へのコメント
史実ではこの後マーチは高松宮杯の同日の岐阜王冠賞で東海ダービー制覇したフジノノーザンに勝って借りを返す胸熱展開なんだよな
2021/02/11(木) 17:26 | URL | 名無し #-[ 編集]
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