風都探偵 92話 所詮 ニセモノは本物に及ばないってわけだ!

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『ビッグコミックスピリッツ』連載、「風都探偵」の92話
ラーフドーパントの正体は死んだと思われていたルーク・ランカスターだった。ラーフはエクストリームに襲い掛かるも、綿密に練られた仕掛けがあってこそラーフの能力は発揮できるというもの。不意な戦いである現在ではエクストリームに遠く及びません。
な、舐めてくれちゃってえ!
このライブテクスチャーにぃぃっ 生み出せないものはないんだああー

と、叫ぶや巨大なモノを作り出します。それは!
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テラードラゴン!!
当時、トラウマになった子が多くいた(らしい)テラードラゴンが今ここに! 何せ最強だった琉兵衛のテラー・ドーパントの分身体なので強いのは折り紙付き。けれどフィリップは「地球(ほし)の本棚」で確認済みだったようで、プリズムビッカーが噛み砕けないと知るや確信に変わる。
ライブテクスチャーで生み出したものは しょせん偽物
どんなに加工しても元のラーフのパワーを上回る事はない

そう、ニセモノが本物になるわけがない。再生怪人なんてさっさと倒されるのが関の山なのは誰もが知ってることですよ。

ビッカールナチャージブレイク(新技?)を使ってテラードラゴンはあっけなくシュバババッと切断されてしまいます。ラーフはまだだと切断された破片を集めるけれど、これもフェイクだということはお見通しなんだよ!
あんたの本体は…そこだ!

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死仮面を割るや叫び声が! 同時にラーフは力尽きて燃え上がる。ルークがラーフドーパントになってる間は、死仮面の内側に「皮」となって へばりついていたのだ。マッチョなラーフはそのものが分身体だったわけね。
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ルークは電子的な基盤のような「皮」となって、仮面を被った者の頭脳全てをデータ化して取り入れていた。そうして「L.A.S.T」の他の三人の頭脳を吸収して、一人で「L.A.S.T」全員の知恵を得ようとしたのだ。
その際に額に向かって表情筋が引っ張り上げられる。被害者たちの顔が笑顔みたいになっていた原因はそれだったのです。

でもなぜルークはそんなことをするに至ったのか? それは響子さんの笑顔のため。響子の心からの笑顔はいつも琉兵衛だけに向けられていた。だから琉兵衛になりたかった。琉兵衛に迫るには四人の頭脳を一つにするしかないと思ったから…
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あぁ、ルークは響子さんのことを愛していたのね。響子から笑顔を向けられたい、そのために今回の事件を起こしたと。
一転して悲しい真実を知っちゃったな。万灯が影から見ていたことから今回も裏風都絡みだったかもしれません。たぶん次回で「西上はlの顔」編終了でしょう。
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