
『月刊ヒーローズ』連載、「東島丹三郎は仮面ライダーになりたい」の32話
人生の全てを「仮面ライダーになりたい」ために身体を鍛えてきた丹三郎。その渾身のライダーパンチが蝙蝠男の腹に突き刺さって三度目のダウンを奪う。
蝙蝠男 お…おまえは!?
ユカリス 改造もされてない人間が…こんなに強いなんて…
蜘蛛男 笑えなくなってきたぞ…
ショッカー側から見ても丹三郎の強さは異常なのだろう。押し気味の展開に一葉と三葉は笑いながら
仮面ライダー!!!!
と声を掛けたら蝙蝠男には本物のライダーに見えたというのが上の画像。この漫画に本物が登場するかは不明ながら、この戦いぶりを見て「君に仮面ライダー〇号の名を贈るぞ」と言って欲しいものだ。
続いて一葉と三葉の番。丹三郎が蝙蝠男の顔面に膝蹴りを食らわした後で…

両サイドからのコンビネーション顔面キック! お爺ちゃんとお婆ちゃんを殺されたからにはコイツは絶対に許せない相手。できれば二葉も戦いに加わって欲しいけれど今ここに居ないからなぁ。居ないといったらタックルのユリコが全く現れません。誘ってないとはいえ、見せ場なんだから駆けつけて欲しいわ。
堪らず翼を出して空中に舞う蝙蝠男。
蜘蛛男 まさか逃げるのか!?
蝙蝠男 に…逃げるわけないだろう!!!!
丹三郎・一葉・三葉 さっさと来い!!!!
本当に逃げる気がなかったのかは本人にしかわかりません。もはや手段を選ぼうとしない蝙蝠男はアスファルトに拳をめり込ませ、アスファルトのつぶてを三人に食らわせる。やはり力は改造人間だけのことありますわ。
この後、一長一短の攻防が続いて飛ぶ蝙蝠男に丹三郎がしがみついた。

そのまま密着してのライダーパンチの連続。効いてはいるだろうが密着状態なので先ほどまでの威力には及びません。「ザコが」と蹴り落されてしまいます。ちょっ、ここから落ちたら即死間違いないんだが──と思ったら5・6建てのビルの屋上に軟着陸。助かったあ。
けれどどうだろう、丹三郎は依然として戦う気が衰えていない。飛んでいる蝙蝠男に目掛けて走っていき、迷わず屋上から飛び出した!

ライダーキィーーック!!!!
今まで使ってなかった必殺技がいま! ここで! 遂に飛び出しました! 「必ず殺す」と書いての必殺技。故に"ここぞ"という場面でしか出さないというのがセオリーですからね。
とはいえ空中の蝙蝠男に目掛けてよく飛び込んだものだ。外されたら落ちて死は免れなかったというのに。まぁ丹三郎がライダーに成り切っていたからこそ、恐怖心が無かったんでしょうね。
そのままアスファルトの地面に目掛けて落下。この強烈ぶりに遂に決着か!?
ところで今年は仮面ライダー生誕50周年。1971年4月3日に放送が始まったのでほぼ一ヶ月後になります。それは奇しくも当時と同じ土曜日というのは運命を感じるなぁ。
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記事の更新も突然止まっていますが、ひょっとして何かあったんですか?名無し風都探偵 106話 友よ、君はなぜ悪魔に魂を売ったのか!?107話はまだ出さないのですか?名無し風都探偵 106話 友よ、君はなぜ悪魔に魂を売ったのか!?名前的に裏風都ではなく、財団Xにより改造された仮面ライダーだと思う。名無し風都探偵 106話 友よ、君はなぜ悪魔に魂を売ったのか!?これで隼人がドーパントならなんか普通過ぎる展開じゃない?名無し「とある科学の超電磁砲」 美琴と潔斎さんとの馴れ初めが語られる支倉派はどうもこういう小細工が好きになれんな名無し風都探偵 104話 迷路棟の呪いと言われるヘルスタイン博士の謎死神博士に似ているヘルスタイン博士。
それを踏まえると、本条隼人の正体は財団Xに改造された初代仮面ライダー!?N