紫電改343 生と死の狭間に立つ軍人の生き方

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『イブニング』連載、「紫電改343」の第15話
昭和20年2月1日、高速偵察機「彩雲」で編成された偵察第4飛行隊が松山基地に合流。これにより
菅野直 率いる301飛行隊は「新選組」
鴛淵孝 率いる701飛行隊は「維新組」
林喜重 率いる407飛行隊は「天誅組」
橋本敏男 率いる偵察第4飛行隊は「奇兵隊」
この4つの飛行隊を以て最強の空の砦が完成しました。何かと3つの攻撃隊のみがクローズアップされがちな343ですが、ミッドウェイの失敗は偵察の不備にあるとする源田の強い思いが「奇兵隊」となって結実しました。

ある日、301の隊員たちは新婚の柴田少尉を祝うとして すき焼き専門店「喜楽」で宴会を開きます。
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はい、この琴子さんは実在した人で、隊員たちは戦中戦後とも親交があったみたいですね。今まで文章だけで書かれていた人物がたぶん初めて絵になったと思われ。この琴子さんは隊員たちのために縁談も組んでくれたらしく、漫画では宮さんが紹介してくれた女性と談笑してます。この宮さんってもしかして宮崎勇でしょうか?
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そんな中、笠井智一は縁談に対して「俺は死ぬからダメだな」とノリ気でない。
何いってるんですか!
知る限りあなたが一番長生きするのですよ!

いやむしろ今年の1月に亡くなったからこそ、この1コマをブッ込んできたんだろうな。
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また日光も好きな人が居るので早めに退席してしまいます。「御国のために戦ってくる…」と言ったものの、「御国のため」ではなく「君のため」と言えば良かったと後悔。ネタばれになってしまいますが日光が漫画に登場するのはあと少しだけなので好きなことをやってもらいたい!

そして2月19日、米軍が硫黄島への上陸を開始。このまま手に落ちてしまったら本土への空襲は容易なものになってしまうだろう。
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やつらは強い! でも──
俺達はもっと強い!

と鼓舞する菅野。343の初戦闘となる3月19日まであと一ヶ月だ!

紫電改343(2) (イブニングKC) 3月23日発売
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