「バキ外伝 烈海王は異世界転生しても一向にかまわんッ」 烈が漸く完全復活ッッ!

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『月刊少年チャンピオン』連載、「バキ外伝 烈海王は異世界転生しても一向にかまわんッッ」の第13・14話
王によって地下に転移させられた烈は九つ首の巨獣 キング・ヒュドラーと対峙することに。前回にて4つの頭を倒したことで残り5つ。今回は趣向を変えて特定部位の"破壊"から始めます。それはピット器官(頬窩)! ヘビは目が良くない代わりにピット器官を使って被食者(エサ)の姿を赤外線で捉えてます。だからそこを"破壊"してしまえば赤子同然というわけだ。

ってゆーけど、おいおいおい あいつ死ぬわ!
確かにヘビはそうでしょ。普通のヘビならね。でもコイツは九つ首のモンスター。そんな弱点があるわけ…あったー! 普通のヘビと同様にピット器官が弱点だったらしく、そこを破壊されて戦闘不能に。残りは4つ!
そしてッ これがッ 貴様の天敵ッッ 鷹爪拳(ようそうけん)ッ
鷹のように高く舞った烈は、エサであるヘビを捕食するかの如く一気に4つの頭に狙い定めた!

ってゆーけど、おいおいおい あいつ死ぬわ!
だからこいつはモンスターであってヘビじゃねーよ! 数メートルはある巨体に向かって飛び込んで無事なわけがな…あったー! ヘビに睨まれたカエルならぬ、鷹に睨まれたヘビのように4つの頭のピット器官は瞬く間に破壊された。ま、烈だからこそやれたんでしょうけど。

これにより何も視えなくなったキング・ヒュドラーはもはや敵ではなかった。着実に確実に一つ一つの頭を狩ることでその命は風前の灯と思いきや、何か様子が変だぞ!? そう、こいつは討伐隊を全滅させた強敵。一度やられた程度で倒れるヤワじゃありません。再生によって頭が生まれ変わりました!
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しかも前よりも強力に凶悪に変貌して烈に襲いかかる!
醜悪な姿を目にした烈はさすがに恐怖に震えて失禁までして…しまうわけねーだろ!
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むしろその逆! かえってこんなエキサイトする機会に立ち会えて最高に喜んでます。幼い頃に遊園地で遊んだ楽しさを、海王に憧れて入門し初めて組手した喜びを振り返りながら異世界に来て良かったとつくづく思う。なぜなら地球ではこのような巨獣と戦う機会など無いからだ。
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しかも武蔵に割られた右手が健在! ピクルに食わせた右脚も無事! 全力全開で打ち込めることを歓喜しながら確実にヒュードラーを追い込んでいきます。
ヒュドラーの身体に触れて首は九つだが心臓は一つだと確信し、決着となる金剛心臓打ちを敢行。こうして今度こそ間違いなく息の根を止めたのでありました。
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読者 諸君 諸姉には 永らくお待たせした事を
深くお詫び申し上げる 今 漸く異世界にッ

烈ッ海王ッッ 完ッ全ッ復活ッッ


と、異世界らしい戦いが見られて良かったのではないでしょうか。何しろ「あがく者」同士の戦いについて、異世界に来までてどうして歴史上の人間と戦わなきゃいかんのだと批判的な意見が多かったようですから。それと…あえて言わせてもらえば、タコは脳が9つ・心臓が3つあるのだから、ヒュドラーも心臓が複数あっても良かったんじゃねーの?
それとコミックス1巻が5月7日発売ですよー。
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