
『別冊少年マガジン』連載、「UQ HOLDER!」のStage.182 虚空の果て
死んだと思われていた夏凛ちゃん。だが前回、フェイトが「夏凛救出計画」を打ち出した。では今どこでどーなっているかが冒頭で語られます。45年前に刀太を欠いたまま実行したヨルダとの戦いにおいて、夏凛ちゃんは広域神聖魔法を展開。それは「全ての味方ユニットへの攻撃をわが身に受ける」というものだった。それにより光速の10%(秒速3万キロ)の速度で宇宙に弾き飛ばされていた!
不死なので宇宙でも大丈夫。空気や食べ物がなくても生きていける。ただ孤独な絶望感だけはどうしても拭い切れません。
花も虹も風もない 涙も頬に流れない 冷たく悲しい宇宙の戦いだ(スペースナイツの歌)
真空の中を 今日もさすらう俺は 銀河に流れる塵ひとつ(さすらいのスターウルフ)
どっちを(どっちを)向いても宇宙 どっちを(どっちを)向いても未来(夢の舟乗り)
携帯アプリの蔵書で気を紛らわすもバッテリー切れでは使えない。徒手空手の訓練をするも何年も経てば限界を感じて来る。そもそも人類が滅んでいたら何の意味も無い。

どんなに叫ぼうが喚こうが誰も来ることのない絶望感に夏凛ちゃんは気がおかしくなりそうだ。
死のうとしても死なないので、やがて考えるのをやめた──
そして45年後になってそれは目の前に現れた。太陽系に最も近い恒星 アルファケンタウリ。表面は5800℃、中心温度は1600万℃。私はあの中心に落ちたとしても死なないだろう。地獄の業火で永遠に焼き続けられる…それを考えると恐怖でしかありません。
助けて…誰か…助けてください
それだけは許して勘弁してと、誰に言うでもない謝罪を繰り返す中、そいつは現れた!

刀太です! 夢でも幻でもなく間違いなく本物の刀太であることを確認した夏凛ちゃんは泣き崩れるのでした。
でもどーやってここに? それがフェイトによる「天使の梯子計画」。人類がゲートを使って外宇宙に進出しようとするものです。ゲートの設置には術者が訪れた場所にしか設置できない。つまり刀太を飛ばすことでゲートを作り、そのついでに夏凛ちゃんを助けようというわけだ。具体的な飛ばし方は知らないけれど、刀太の無尽蔵な魔力がなければ出来なかったそうだから大変な技術であるのは間違いないだろう。つーか、フェイトはそれだけの物を作れる技術があったとは知らんかったわ。またそれだけの予算もね。
45年ぶりに会った・喋った人物が刀太ならば、今までのツンはすっかり無くなってました。

好きだと心中を打ち明けます。ここのところの夏凛ちゃんはもう可愛らしいの何者でもないね! 「おっきいおっぱいはきらい?」と、胸を押し当てて来るなんて今までじゃ考えられないヨ。これまで約2千年生きて来たけれど、この45年間の孤独は夏凛ちゃんを大きく変えたようだ。

ならば据え膳食わぬは男の恥。夏凛ちゃんの方から求めて来たのなら、有難く頂戴しても何の後ろめたさがあるものか! こうして二人はアルファケンタウリ背景に結ばれて地球に転送。無事に帰還しましたとさ。
となると残るはキリエ。毒(術)によって眠らされてる?ようだけど、これを解決する糸口は見つかるのかな?
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記事の更新も突然止まっていますが、ひょっとして何かあったんですか?名無し風都探偵 106話 友よ、君はなぜ悪魔に魂を売ったのか!?107話はまだ出さないのですか?名無し風都探偵 106話 友よ、君はなぜ悪魔に魂を売ったのか!?名前的に裏風都ではなく、財団Xにより改造された仮面ライダーだと思う。名無し風都探偵 106話 友よ、君はなぜ悪魔に魂を売ったのか!?これで隼人がドーパントならなんか普通過ぎる展開じゃない?名無し「とある科学の超電磁砲」 美琴と潔斎さんとの馴れ初めが語られる支倉派はどうもこういう小細工が好きになれんな名無し風都探偵 104話 迷路棟の呪いと言われるヘルスタイン博士の謎死神博士に似ているヘルスタイン博士。
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