
『イブニング』連載、「紫電改343」の第20話
源田司令から隊員全員に配られたのは遺骨箱。自分が死んだときに使えというものではありません。兵隊はいつどのように死ぬかわからない、だからあらかじめ髪とか爪とか遺品となるものをいれておけという心配り?です。頭髪は一部でいいのに勘違いした隊員は丸刈りにしてしまうなどの弊害もあったようですがね。
多くの隊員は既に入れ終えて提出したけれど一部分の人はまだ。その一部分の人こそ菅野と杉田庄一です。その杉田があらたまって菅野に遺骨箱について語るのですが、それには海軍甲事件を触れなければなりません。

それは山本五十六長官が乗った一式陸攻が撃墜された事件。「双胴の悪魔」ことP-38が待ち伏せして襲い掛かったのだ。杉田は護衛の直掩隊6機のうちの1機で応戦するも多勢に無勢。倍以上の14機もいたのだから護り抜くことが出来ずに落されてしまいます。護衛の任務を果たせなかった6人は戦犯のような扱いを受けて辛い任務に就かされ、短期間で4人が死亡するという過酷ぶり。杉田も被弾により全身火傷を負ってます。
だから俺は生きてちゃいけない人間だと死に場所をずっと探していた…。が、そこで会ったのが菅野。その戦いぶりを見て生きる希望と決意をいただいたという。

俺が隊長を守ります
絶対にあなたを死なせたりはしない!
実際のところ菅野の悪口を言おうものなら杉田が黙ってなかったそうで、かなり尊敬してたみたいですよ。
だから俺は遺骨箱など必要ない。何かを遺すつもりでは誰かを守れるハズがないと──。
だったら俺も必要ないなと菅野。杉田は他のパイロットから「空戦の神様」と呼ばれている。死ぬことのない神様が守ってくれるのだから俺が死ぬことはないからだ。
こうして二人は中身の無いカラの遺骨箱を提出した…らしいです。
一方、アメリカ第五艦隊 第58任務部隊では次の攻撃目標が決まったと知らせが入る。

それは呉! 軍需兵器の生産拠点なので先に潰しておこうというものです。最初の攻撃日が3月19日になるわけですが、米軍は松山に343飛行隊が居ることをまだ知りません。
出撃の日は近い!
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