
『週刊ヤングジャンプ』連載、「王立魔法学園の最下生」の1巻です。
お馴染み「小説家になろう」の連載作のコミカライズ。昨年12月から始まった小説が超速で漫画になったという異例ぶり。冊子もダッシュエックス文庫から出ているので集英社のプッシュが尋常じゃないぞ。つーか、タイトルからして「魔法科高校の劣等生」と似てたりします。
貴族が優遇され貴族だけが魔法を使える世界。主人公のアルスは貧しい暮らしで虐げられていたところ、何故か魔法に目覚めた。けれど"貴族だけが魔法を使える"世界においてそれはあってはならないこと。「呪われた血」とみなされ逃亡を続けた結果、とうとう力尽きた。が、そこに一人の男が現れた。
「2つに1つだ このまま野垂れ死ぬか オレに拾われ『人殺し』として生きていくか」

雪が降り積もる寒い中、このまま居ては死は免れない。ならば選択肢は一つしかありません。男が差し伸べた手をアルスは握り返すのでした──
こうして裏社会に身を投じることになったアルス。でもここでの『人殺し』とは人々に害を成す者や、法で裁けぬ悪人を始末するといった役目。王室御用達の魔法師ギルド「ネームレス」の一員なんです。あれから10年…15歳になったアルスは今では「ネームレス」の主戦力に成長してます。

しかも「死運鳥(死を運ぶ鳥 ナイトホーク)」という二つ名を頂戴しており、裏世界において恐れられる存在となってました。これで「ネームレス」もしばらくは安泰だーと思ったら、アルスを拾った親父・ジェノスから「学校に行け」と命じられる。実は最大の反政府組織が消滅したことで犯罪が減ってきている。平和になれば無免許の魔法師は居場所がなくなるということで、学校に行って免許を貰えというわけだ。
というわけで決めた学校は王立魔法学園。ここは学費が安いし住んでる場所からも近いというわけだけど、王立だけに貴族意識が高いの何の。

右は同じく入学希望者だけど、貴族でも階級が最も高い三ツ星だけに威張り具合がハンパじゃない。一つ星貴族でさえ蔑みます。だから一般人であるアルスに対しては憎悪と罵声を浴びせます。
左は入学試験を取り仕切るブブハラ。建て前では一般人の入学も可能なのに「庶民の入学など認めん」と無理難題の試験を押し付けてきます。

そこを圧倒的な魔法で無双しちゃうアルス!
この爽快感こそ、この漫画の最大の魅力なんですよ。この10年間、死と隣り合わせで生きて来たアルスにとっては温室育ちの同級生貴族など比べるまでもなくレベルが低いので、勝って当然ですけどね。
ただ、冒頭に言ったようにタイトルといい内容といい「魔法科高校の劣等生」と似ている感は否めません。
王立魔法学園の最下生 1 ~貧困街上がりの最強魔法師、貴族だらけの学園で無双する~
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