ウマ娘シンデレラグレイ 先頭に立つタマモだがオグリの脚音はすぐそこに

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『週刊ヤングジャンプ』連載、「ウマ娘シンデレラグレイ」の40R
第4コーナーに来たオグリはスパートをかけ、外から先頭集団に滑り込む。
 ここまで我慢してきた分 脚には充分な溜めがある
 まるでここがスタートだと思えるほどに!

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スゴい勢いで先頭を走るロードロイヤル(レジェンドテイオー)とタマモクロスとはもう4バ身まで近づいて来た。それをテレビで食い入るように観て歓声を上げるのはカサマツの皆。G1勝利はどんなウマ娘でも夢を見る最高の栄誉だからだ。片やタマモのトレーナーの小宮山は不安でしかありません。いつもと違う「逃げ」を相談もなくやったのだから"かかった?"と思うのも無理からぬことだろう。

先頭の二人は残り400mの直線へ。ここが東京レース場の最後の難所である高低差2mの壁。1600mを走って来ての昇り坂なので大概のウマ娘はここでバテる。
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けれどウチには関係あらへんとタマモ。ついにロードロイヤルをかわして単独トップに躍り出ます。入院したおっちゃんのためにも、母親のためにも負けるわけにはいかないのだ。
 ウチの脚は止まらへん…! 止まらへんのや!!
ここに来てタマモは今回なぜ"逃げ"たのか自ら説明デス。
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ウチと怪物(オグリ)の末脚はおそらく互角。ならばあとは単純に位置取りの話しということ。オグリより前に居て同じ速度ならば抜かれることはないし、この位置ならば奴のスパートにも反応できるというわけです。更にロードロイヤルの罠(バテたふり)に いち早く気付けたことから末脚は十二分に残っている。
 残ったモン全部ブチ込んで更に追い込む!!
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が! オグリの脚音はすぐそこまで近づいていた!
レース終盤になって遂に二人の直接対決! 同じ葦毛の戦いは残り数百mで決します。
 
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