風都探偵 98話 悪魔と手を結ぶ前に おやっさんの言葉が突き刺さる

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『ビッグコミックスピリッツ』連載、「風都探偵」の98話
ここに監禁されていた女性が全員殺されたことを知った ときめ。もっとも全ての女性たちはドーパントだったようで、正確にはその毒素によって死んだということ。更に出紋はメモリの味を知った女性じゃないと興奮しないという異常者でした。
これによって ときめは確信する。
私は…ドーパント だったの!?
まぁ壊れたジョーカーのメモリを持っていたことからそんなことだろうとは思ってたけどね!

では仕上げにかかろうと手に書いたのは「最終投薬」。どうやら記憶が曖昧になっていたのは既に攻撃されていた模様。出紋自身も忘れっぽいところがあるのはメモリの副作用といったところか。ときめに最大の危機が迫る!

その頃、翔太郎は捜査に行き詰って意気消沈。でも亜樹子がフィリップが必ず突破口を見つけてくれると励まします。またウチの旦那にも何か頼んでいたとか?
その旦那こと照井はエンジンブレードを何やら生身で振り回してます。
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重量が20kgとも30kgとも言われるエンジンブレードを、壁の紋様に向かって打ち付けていた。フィリップの指示だそうだが、これが一体何を狙ったものなのだろう??

皆の頑張りを聞かされては翔太郎とて負けるわけにいきません。もう一度だとオーロラとディープが戦った現場に行ってみたら…出紋がいるじゃなすですかー! しかも意外過ぎる提案を持ちかけてきた。ズバリ「仲間になろう」というものでした。
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万灯はお互いに敵対する相手。ならば手を組んだ方が得策だと。ときめもまた仲間になれるのだからと言葉巧みに誘ってきます。この誘惑に負けて握手しようとしたところで「…断る!」と翔太郎。寸前でおやっさんの「悪魔とダンスする時は三つ数えろ」の言葉を思い出したのだ。
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探偵稼業は綺麗ごとだけじゃ務まらない。時には悪党の手を借りることもあるだろう。その際に自分自身と、信じる者と、愛する者の三つを考え、その全てに恥じない事かどうかを考えろという教訓です。それを考えた結果、出紋とは握手する相手ではないと結論づけたのだ。
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そんな野郎と手を組んだら ときめ自身が俺に失望するだろう。
最低の悪魔と踊った汚れた手で、
俺はあいつに触れられない!

堂々と啖呵を切ってみせます。でも出紋を怒らせたところで ときめが心配です。
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