紫電改343 松山基地が攻撃され駐機していた紫電改が大破! だがそれは…

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『イブニング』連載、「紫電改343」の第24話
菅野直の命日である8月1日まで目前。もっとも海に消えたのは誰も見ていないことから、異世界転生して生きている可能性はゼロではないと言っておきましょう。

空中戦を潜り抜けたF6Fヘルキャット約10機が超低空で松山基地に接近! 地上員に退避が命じられる。狙っているのは滑走路? 隊舎? いや、滑走路に駐機していた紫電改10数機でした。左右の翼に3発ずつ、計6発のロケット弾が火を吹き紫電改は瞬く間に爆破されてしまいます。

「任務完了」「よくやった完璧だ」とサザーランド中佐は皆を労い、基地を通り抜けようとします。
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が、そこに待ち受けていたのは対空砲だった!
しかも指揮しているのは坂井三郎。かつてサザーランド中佐を撃墜した男が、いま再び あいまみれるとは何たる偶然! 一斉掃射して撃ち落とそうとする日本軍、片や撃たれまいとする米軍。結果、F6Fは何機か被弾しても撃墜までには至らなかった模様。サザーランド中佐としても「これ以上の深追いはリスクでしかない」と、再攻撃をせずに帰投することにしました。

貴重な紫電改10数機破壊されて坂井はさぞ悔しかろうと思いきや、実はそうでもなかったみたいですよ?
坂井「うまくいったな」
隊員「はい! うまくいきました」
そう、実は破壊された紫電改の全ては壊れた機体で、囮として駐機させていたものだったのです。
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この発案は偵4の橋本隊長。事故機の残骸を高く積んでも何の役にもたちはしない。ならば必要な部品を取り去ったあとで列線のように並べたら囮になるに違いない! そしておびき寄せたその先に対空陣地を構えて敵を一掃しようとする戦術だったのです。結果、撃ち落とせなかったとはいえ敵は囮に引っ掛かり、弾薬を浪費させたのだから良しとしますか。

その一方で無線室では深刻な事態が待ち受けていた。偵察に出ている4号機のエンジンが不調で引き返すというのだ。
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今まで敵の動向を逐一報告してくれていた彩雲4号機。いざとなったら最高速度654キロで逃げるつもりでしたが、エンジン不調で煙が出ている状態では無理に決まっている。
グラマンに詰め寄られる4号機の運命やいかに!?

紫電改343(3) (イブニングKC) 8月11日発売
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コメント
この記事へのコメント
343空は有名な割にイベントに
欠けるのでオリジナルも
仕方ないですね・・・
2021/08/01(日) 19:17 | URL | 名無し #-[ 編集]
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