
『イブニング』連載、「紫電改343」の第25話
今まで米軍機に張り付き偵察情報を送信し続けて来た4号機の彩雲ですが、エンジン不調のため引き返すことに。けれど既に遅し! エンジンオイルが漏れ続けて線を引き、速度がどんどん落ちている。それに気付かない米軍機ではありません。距離を徐々に縮めて近付いてきます。
機長の太田は「四国が見えてきた イケるか!?」と問うも、操縦士の遠藤は黙して涙。厳しい状況であることを太田と電信員の影浦は瞬時に理解します。本調子ならばグラマンを振り切る654キロを出せるというのに…

追いついたグラマンは一斉掃射を開始!
影浦!緊急電だ ワレ!空戦中 高知上空!!
自分たちの最期を告げる信号が送信される。被弾して煙を吐き、エンジンはその唸りを停止した。もうやれることは何もありません。しかし三人は最期まで軍人でした。
突っ込め
はい!
このままならただ落ちるだけ。ならば祖国を守るためにも敵機を道連れにするつもりだ。影浦の最期の送信は「ワレ突入ス」でした。

この時の模様を地上から見ていた人がいます。昭和20年3月19日午前7時45分頃、火を吹いている彩雲が果敢にも体当たりを行いグラマンを道連れにして墜落。落ちた場所は高知県高岡郡東野津村芳生野の山中でした。
戦後29年目にしてその目撃者を中心とした村人たちは墜落地に慰霊碑を建立。それは三人を祀るとして「三魂の塔」と呼ばれてます。詳しくは下記をご覧ください。
三魂の塔
彩雲偵察機と「三魂之碑」

「ワレ突入ス」との無電を最後にスピーカーは沈黙を続けている。松山基地の無線室は高田・遠藤・影浦に何が起きたかを理解して泣き始めた者が多かったようだ。このように偵4「奇兵隊」は343が活躍する上で欠かせぬ存在となりました。そして瀬戸内海を抜けて呉に向かう米軍機がいると伝えられます。

これに向かったのが菅野たちの301! ここまで出番が無かっただけに十分に暴れ回って欲しいものです。
紫電改343(3) (イブニングコミックス)
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