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『ビッグコミックスピリッツ』連載、「風都探偵」の58話
バーから逃げた男たちは首の無いドーパントによって縦と横に真っ二つにされていた。まるで「アメトーーク!」の仮面ライダー芸人でお馴染みの、アマゾンの"大切断"のように。これによって最初の事件の逃亡者が全員殺されたわけで、『ORIGIN』のボスによる口封じなのは間違いない。そしてコイツは自分の力に酔っていると照井は語る。人間の身体を切断力の実験台のように弄んでいるのだと…

この惨状を目の当たりにしたこともあり、その夜の照井はあの悪夢を見た。父が・母が・妹がドーパントによって殺された、あの日の出来事だ。夜中に突然 起きたことで亜樹子も起きてしまうも、気遣って↓こんな行動に出ます。
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おいおい照井よ、結婚してるのだからここは甘えていいじゃん! 夫婦のスキンシップってのを考えてみろって。つーか、夫婦らしいところを初めてというぐらいに見たわ。

翌日、行方不明になった沖田 舞の捜索に出向いていた翔太郎が帰還するや照井に連絡。それぞれが調べている案件がくっつくかもしれないからだ。その鍵は王道学習塾にありました。
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その学習塾の塾長と生徒たち。この塾は成績が芳しくない生徒たちに合格点を取らせることに主眼を置いているそうだ。かつてこの塾に通っていた依頼主の逢瀬奈々は遠巻きに監視しており、そこに翔太郎や照井たちがやって来た。舞が失踪したのは この塾を紹介した私が原因だと奈々は思っているようだ。
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「あの塾でガイアメモリが買えるらしい」と言ったのが全ての元凶。興味を持ってしまった舞は通い始め、犯罪に巻き込まれたという流れらしい。
その頃、塾長室にはスクリーム・ドーパントが来訪していた。これを歓迎する塾長です。
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一葉のフルネームは五条一葉でしたか。「我が塾で一番のOB」と語っていることから、どうやら一葉はここでスクリームのメモリを手に入れたようだ。ってことでまた休載に。再開は三週間後になります。
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『ビッグコミックスピリッツ』連載、「風都探偵」の57話
「アクセル編」の2回目。メモリの不正販売組織「ORIGIN」のメンバーが、縦に真っ二つにされるという猟奇的殺人が発生。この手口から刃さんはスクリームの仕業では? と予想するも照井は違うと断定。スクリームはもっと苦痛を感じる部分を複数回に渡って傷つけていた。けれどこの遺体を見ると、死んだと気づかぬうちに死んだ可能性がある。だからスクリームの仕業ではないと言うのだ。
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はい ご名答! この様子を影から見ていたスクリームの本体である一葉は「完璧に私の殺し方を理解してくれてる」とハァハァ。ますます殺したくなったものの、万灯からは「仮面ライダーには手出しするな」と釘を刺されている。でも何かしら いい方法を思いついたようだ。
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一方、鳴海探偵事務所にはヤンキーな高校生・逢瀬奈々が仕事依頼のため来訪。行方不明になった同級生であり親友の沖田舞を捜してくれという。確かに親友が行方不明になったのだから心配するのは当たり前だろう。でも翔太郎は違和感を感じていた。バレては困るような、何かがある予感を察知したのだ。

舞台は再び照井へ。遺体の側に落ちていたマッチから「ORIGIN」のメンバーが集まるだろうバーに踏み込んだ照井と刃さん。
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もちろん格闘戦になるわけですが、トリッキーな動きで活躍する刃さんがいいね。多くの人は知らないでしょうが昔「スーパーロボット レッドバロン」という特撮番組があってだな、熊野警部という人が居たんですよ。回転灯付きの自転車に乗るため通称「自転車警部」とも呼ばれており、防弾仕様の傘を持って鉄面党のメカロボ相手に奮闘していた姿を思い出したね。
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照井は照井で悪漢どもを平気で殴りつけていた。その一人が「こんな乱暴な捜査、違法なんじゃねーの?」と訊くも どこ吹く風。法律とは人間のためにある。でもお前らは もはや人とは呼べん。お前ら外道には俺が掟だ! と、やはりぶん殴った。照井は家族全員をドーパントに殺されたのでメモリ犯罪者に対する怒りは別物なんだろうな。
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そして登場した猟奇殺人の真犯人。指先から出るレーザー(?)で痛みを感じる前に真っ二つにしてしまうようだ。このような危険度の高いドーパント相手にはどうやって戦うのだろう。
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『ビッグコミックスピリッツ』連載、「風都探偵」の56話
一ヶ月ぶりに連載再開。スカル役の吉川晃司さんの写真とインタビューも載ってます。子供当時はハカイダーが好きだったのか。
で、今回から新章「アクセル編」に突入です。よってトビラ絵も照井&アクセルがメイン。

風都でメモリを売り捌く大手の裏組織「ORIGIN」。その下部組織にガサ入れしたのはアクセルだ。もちろん拳銃など通じるわけがなく、ならばとリーダー格の男はメモリを使ってアームズ・ドーパントに姿を変える。ちなみにドラマでは15・16話に登場したやつね。
かといって下部組織に甘んじているヤツがドーパントになったところでアクセルに敵うわけもなく、マキシマムドライブの一閃で難なく撃破ですわ。
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リーダー格の男は廃人同然な姿に。三人の仲間も逃げてしまったことで手掛かりが得られない。またしても「ORIGIN」の黒幕の正体に迫り損ねたと照井は悔しがります。
その現場に姿を見せた、目の大きなゴスロリっ娘。そう、スクリーム・ドーパントの一葉だ。
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好キ 好キすぎるぅん!
と、照井に対してハァハァするのは健在だ。相変わらずのヤンデレぶりは見ているだけで恐ろしく感じます。照井もとんでもないヤツに目を付けられてしまったね。恐らく既婚者であることは知らないだろうから、知ったら亜樹子の身に危険が及ぶのは避けられないでしょうよ。

一方、鳴海探偵事務所では翔太郎とフィリップが揉めてます。原因はロストドライバーをフィリップが隠してしまい、翔太郎が使えない状態だから。
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フィリップからすればダブルドライバーがあるのだから、単独で変身できるロストドライバーなんて必要ない! それにロストドライバーを持っていたら ときめを助けたい時に必ず無茶をするだろうと、翔太郎の本意を見抜いてます。
フィリップは改めて語る。ときめはもう我々全員の仲間。したがって彼女の問題はぼくたち全員で解決すべきと。こう言われては翔太郎も返す言葉がありません。照井に訊いてみたら
    俺に質問するな
はいはい、どうせそんなことだと思ってましたよ。そこに事件発生の連絡が入って出て行くのと入れ替わりに、女子高生の依頼者が来訪です。今どき珍しいヤンキーですよ。
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依頼内容は行方不明になったらしい親友の捜索。それはいいけど女子高生が探偵料を払えるの? まさかいかがわしい行為で得たお金じゃないだろうね??
照井が現場に駆けつけてみれば胴体を真っ二つにされた男の死骸がありました。この猟奇的な殺人で思い出すのはスクリーム・ドーパント。またアイツと対峙するのか!? 照井は一抹の不安を覚えるのでした。
風都探偵 (6) (ビッグコミックス)
風都探偵 (6) (ビッグコミックス) 6月28日発売
風都探偵(6) (ビッグコミックス)Kindle版
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『ビッグコミックスピリッツ』連載、「風都探偵」の55話
遅れましたが風都探偵のレビューです。おやっさんを殺したのはこの俺だと泣き崩れた翔太郎を抱きしめる ときめ。そしたら寝ちゃいました… 緊張してアルコールを過剰に摂取し、興奮状態になって一気に回ったらしい。そこに現れたフィリップ。時同じくして裏風都では万灯が、ミュージアムやWが誕生した経緯を話してます。奇しくも二人してビギンズナイト編を締めくくるわけですが、先ずは万灯の話からいってみよう。
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万灯は秀夫に「Wの恐ろしさを忘れないため」と、過去の経緯を話し始める。旧組織のミュージアム。家族全員、しかもペットまでもが組織の幹部だったという呪われし家族。長男である園崎来人(フィリップ)が地球の記憶を宿してしまったことから琉兵衛は狂気に憑りつかれてガイアメモリを開発し続けることに。

妻の園崎文音はこれに反発してシュラウドと名を変え、幼馴染みの鳴海荘吉を打倒ミュージアムの戦士とする。そしてあの夜に来人を連れ出そうとするも失敗。計画は とん挫したと思われるも、ここで計算外のことが起きた。
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左翔太郎の存在だ。翔太郎は迷うことなくジョーカーのメモリを選んでWに変身。結果、最悪の状況から最高の戦士が誕生することに。もしシュラウドの思惑通りに鳴海荘吉のスカルとフィリップのサイクロンでWになったとしても、最高の戦士になれたかは疑問。翔太郎のジョーカーだったからこそ最強の領域へと進化できたと万灯は評価します。
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それを踏まえてこう締めくくった。
私たちにも切り札(ジョーカー)がないと またひっくり返されるかも
まさかその切り札こそ ときめだった、ということなんでしょうか??
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それを裏付けるかのようなことを話すのはフィリップ。翔太郎は単にビギンズナイトのことだけを ときめに聞いて欲しいわけでなかったのだ。ときめのメモリは翔太郎と同じジョーカー。ジョーカーは最高であり最悪でもある二面性を持っている。だから将来 ジョーカーの運命に翻弄されることがあっても、反対側にある希望を失わずに頑張って欲しいと。
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鳴海荘吉の死はあまりに大きかったけれど、フィリップを心の通う人間へと戻した。そして生涯の相棒ともなる翔太郎にも出会えた。だから人生最悪の別れと最高の出会いが両方訪れたこの日を、「最悪の夜」ではなく「始まりの夜(ビギンズナイト)」と呼ぶようにした──ということです。

こうしてビギンズナイト編が幕。次回再開は一ヶ月後の6月24日発売号。超ビッグゲストが登場とのことだけど、どう考えたって鳴海荘吉役の吉川晃司でしょうよ。
風都探偵 (6) (ビッグ コミックス) 6月28日発売
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『ビッグコミックスピリッツ』連載、「風都探偵」の54話
ドラマ1話及び『MOVIE大戦2010』で描かれたビギンズナイト編もいよいよ佳境に。
「悪魔と相乗りする勇気、あるかな?」と言われても意味がわからなかった(らしい)翔太郎。けれど6本のメモリの中で一つだけがなぜか異様に目立って見えたので手に取った。それこそが「ジョーカー」でした。ドラマ終盤で翔太郎はこう語ります。
  どうやら切り札は 常に俺のところに来るようだぜ
もうこの時からジョーカーが翔太郎に渡るのは決まっていたと見るべきでしょう。フィリップは「サイクロン」を取りますが、やはり目立って見えたのかな?
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そして初めての変身! 吹き荒れる突風に攻撃ヘリは落とされ、ガイアタワーは半壊状態に。床が崩れて気絶状態のフィリップが落ちるものの、ファングが救助。えーいったい今までどこに居たの? フィリップを気遣ったシュラウドが密かに放ったと見るべきでしょうか。
島から脱出に至るにはファングジョーカーに変身。圧倒的凶暴性でマスカレイド・ドーパントはもちろんのこと、タブーも倒してしまうとはね。
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『MOVIE大戦2010』でも描かれなかった脱出法は、スカルボイルダーのハードスプラッシャー形態でした。事務所からわざわざ来たの? それにしては来るの早くね?? まぁここまで突っ込むこともないですね。
侵入者とフィリップを逃がしてしまった冴子。これを内心 喜んでいるのが若菜だ。
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絶対失敗しないイメージなのに大失敗したことを↑この表情で嘲笑します。実の姉妹なのに仲が悪いのが一目でわかる場面だこと。とてもアイドル活動してるようには見えないよ。
事務所に帰還した翔太郎。もう おやっさんは戻ってこない現実を急に感じたようで、おやっさんの定位置である椅子を前に泣き崩れます。
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おやっさんを…鳴海荘吉を殺したのは俺だと自分を責め続けるのでありました──
次回でビギンズナイト編は完結。いったいどのように締めくくるのでしょうかね。

前回、「(帽子の)似合う男になれ」と言って息を引き取った おやっさん。この『MOVIE大戦2010』では別の世界のおやっさんながら「帽子が様になるのは一人前の証拠だ」と褒められてます。翔太郎の成長を見守ってくれてたようで嬉しく思います。
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『ビッグコミックスピリッツ』連載、「風都探偵」の53話
一ヶ月ぶりの連載再開。物語はいよいよ佳境にさしかかります。
魔少年のもとにやって来た おやっさんと翔太郎。けれど少年はガイアタワーのインターフェイスから出ようとしない。琉兵衛の恐怖から逃れられないからだ。一方、翔太郎は少年が「地球の本棚」に入ってることを知る。そこで少年は悪に利用されてガイアメモリを作っていたとわかり、怒ったことを後悔するのでした。

少年を連れ出すには自分の意志で出るしかない。そのためには「彼の世界」に入らなければなりません。
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どうやったのかというと、スカルのメモリの解放。スカルの力を使ってる間は死んだ状態と変わらない。その生死が曖昧な不安定な状態を利用して「地球の本棚」に入ったと私は予想します。
おやっさんは少年に語る。自分の判断でここを出ろ、そして己の罪を数えろと。これにハッとする少年。琉兵衛から言われるままにメモリを作ってきたけど、それは悪いことだとようやく知ったようだ。
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更に名前が無いということで おやっさんはフィリップと名付けます。それは名探偵 フィリップ・マーロウから。自分の決断で推し量ることを期待してそう名付けたのでしょう。途端に精悍な顔つきになったフィリップ。もう言われるがままの人形ではない、強い意志が見受けられます。

こうして自らの意志で外の世界に出たフィリップ。さぁ後は脱出だけだ。けれどスカルになれなくなった以上はトランクケースのこいつに頼るしかない。だがそれはフィリップを戦いに利用するということ。それでは組織の奴らと一緒ではないか? と、躊躇したのがマズかった。判断が遅れて撃たれてしまう おやっさん!
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自分の帽子をそっと翔太郎の頭に乗せて「あの子を頼んだぜ」と後を託します。これは帽子を介して探偵の意志を翔太郎に受け継がせたという意味。翔太郎が帽子にこだわる理由の源になるのでした。

動かなくなった おやっさんに嗚咽する間も、敵は攻撃の手を緩めない。タブー・ドーパントが再び現れると共に、外からは攻撃ヘリによる機関砲で進退窮まった二人。けれどフィリップにはまだ奥の手がありました。
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悪魔と相乗りする勇気、あるかな?
いよいよドラマ1話に登場したあの場面へ! これはもう見逃せるわけがない!!
尚、1話はYou Tubeの東映公式で無料配信してますから冒頭シーンをご覧ください。
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『ビッグコミックスピリッツ』連載、「風都探偵」の52話
スカルとタブーとの熾烈な戦いは続いていた。タブーは幹部なだけに流石に強く、スカルもタブーから見れば初めての強敵に違いない。そこでタブーは賭けに出た。繰り出す破壊光球を束にして、スカルのメモリかロストドライバーを破壊するというものだ。対するスカルはスカルマグナムをマキシマムドイブにして対抗。
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結果、タブーは直撃弾を受けて変身が解けてしまいました。体力が回復するまて再変身できないようだ。片やスカルは避けようとしたところでマスカレイドが捨て身の足止め。やはり直撃してしまいロストドライバーが破損。スカルに変身できなくなってしまいました。両者痛み分けだけれど、ダメージとしては荘吉の方が上です。

一方、翔太郎はフィリップ(現時点では魔少年とも運命の子とも)と接触。感情を表に出さないので翔太郎は薄気味悪いとさえ思ってます。
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ところがトランクケースの中身を見て一変。見た事の無いドライバーとメモリに心が躍ってます。それを戒める翔太郎。お前が作ったメモリでこの街がどれだけ泣いているかと責めるも、「拳銃を作ってる工場の人間は犯罪者か?」と切り返されて反論できません。むしろ逆ギレで殴ってしまい、運命の子は装置によってガイアタワーに転送されてしまう。

戻った正太郎は おやっさんに怒鳴られる。運命の子を保護できなかったからだ。それを助けたくないと訴える翔太郎。街を汚すメモリを作ってるヤツを何で助けなきゃならないんだとして。
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そこを おやっさんは諭すように語り掛ける。あの子もこの街に住む一人の人間だ。悪いのはそう書き変えた奴らであり、あの子自体は真っ白な紙と同じ。本当なら母の胸に抱かれて降伏に育っていたハズ。だから助けてやれと。
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更に おやっさんは翔太郎の唯一 尊敬してるところを告げる。
それは弱い者に力を振りかざさず、むしろ手を差し伸べてやる…そんな性根だ。
これを聞いて目に輝きを取り戻した翔太郎。半人前の俺に おやっさんが認めてくれているところがあったんだ! だったら期待に添えなきゃ意味がない! おやっさんと共に運命の子を救出するため前に踏み出すのでありました。

というところで今回終了。次回は24号から再開──と言われてもGWを挟むことから約一ヶ月後でしょうかね。